危険因子
・以下の危険因子が指摘されている.
・高血圧
・細胞毒性のある薬剤
・敗血症
・血栓性血小板減少性紫斑病
・多臓器不全
・貧血
臨床症候
・主に以下のような症候・症状を呈する.
・頭痛
・視力障害
・突然の精神状態変容
・けいれん発作
けいれん発作
・多くはPRES発症時におこるが, PRES発症後におこることもある.
・小児患者の約66-90%でけいれん発作がおこる.
画像検査
MRI
・見かけの拡散係数(apparet diffusion coefficient:
ADC)が大部分の病変で上昇し, これが診断や予後の推測に有用な情報となる.
・ADC上昇は血管性浮腫による.