「レンズの描写比較(標準レンズ・いつかはペトリ)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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夜景を用いて標準レンズの絞り開放時における描写比較を行った。(文責:いつかはペトリ)
画像はネガをスキャナーで読み取ったものである。
なお、一部のカットの画面中央部に見られる横縞は、フィルムのカーリングの影響によるもので
ある。
また、ペンタコン オート 50㎜F1.8については、評者による素人修理が施されているため、
オリジナルの性能を維持していない可能性がある。
フィルム:フジ ネオパン400プレスト
現像法:ダークレス 室温23℃ 4分00秒
現像液:SPD(2倍濃縮)
カメラ:ペトリMF-1
ペトリ オリコール 50㎜F2
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422818?size=1024#content
ペトリ CC Auto 50mmF1.7
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422767?size=1024#content
オートヤシノンDX50㎜F1.7
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422774?size=1024#content
カール・ツァイス・イエナ パンコラー エレクトリック 50㎜F1.8
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422785?size=1024#content
ペンタコン オート 50㎜F1.8
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422795?size=1024#content
イスコ ヴェストロマート 50mmmF1.9
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422806?size=1024#content
ペトリ オリコール 50㎜F2
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422818?size=1024#content
旭光学 オートタクマー 55mmF2
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422830?size=1024#content
旭光学 スーパータクマー 50㎜F1.4(111万台 いわゆる「8枚玉」と推定される。)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422839?size=1024#content
旭光学 SMCタクマー 50mmF1.4
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422852?size=1024#content
リコー オートリケノン 55mmF1.4
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422863?size=1024#content
旭光学 スーパーマルチコーテッドマクロタクマー 50㎜F4
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422877?size=1024#content
フィルム:フジ ネオパン400プレスト
現像法:ダークレス 室温23℃ 4分00秒
現像液:SPD(2倍濃縮)
カメラ:ミノルタα-7700i
ミノルタ AF 50㎜ F1.7
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203998664?size=1024#content
ミノルタ AF マクロ 50㎜ F2.8
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203998677?size=1024#content
ペトリCC Auto 50㎜F1.7は、可もなし不可もなし、というところか。設計の古いカラーヤシノンDXの描写より劣るように
感じられる。
年代を考えると驚異的な描写力なのがオートタクマー。55mmF2と無理をしていない設計が功を奏しているのだろうか。
ハロも少なく、立派な描写である。
スーパータクマー50㎜F1.4(111万台)は、コマ収差によるものと思われるハロがかなり目立つ。
夜景を用いて標準レンズの絞り開放時における描写比較を行った。(撮影者及び文責:いつかはペトリ)
画像はネガをスキャナーで読み取ったものである。
なお、一部のカットの画面中央部に見られる横縞は、フィルムのカーリングの影響によるもので
ある。
【1】ペトリマウントレンズ
フィルム:フジ ネオパン400プレスト
現像法:ダークレス 室温28℃ 3分00秒
現像液:SPD(2倍濃縮)
カメラ:ペトリV6
Kuribayashi C.C Petri Orikkor 50㎜ F2(№52073)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/204819053?size=1024#content
Petri C.C. Auto 55mm F1.8(フィルター径55mmのいわゆる銀鏡胴 №113705)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/204819059?size=1024#content
Petri C.C. Auto 55mm F1.8(フィルター径52mmのいわゆる黒鏡胴 №443791)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/204819067?size=1024#content
Petri C.C. Auto 55mm F1.4(№92477)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/204819076?size=1024#content
Petri C.C. Auto 55mm F1.7(№410503)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/204819085?size=1024#content
※ペトリ オリコール(ペトリマウント)は、レンズ内部の汚れ及び拭き傷のため、
本来の性能が出ていない可能性がある。また、ペトリC.CAuto55mmF1.8(11万台)及び
ペトリC.Cオート55mmF1.7は、前者は撮影者による素人修理が施されていること、後者は
カビにより、本来の性能が出ていない可能性がある。
【2】M42マウントレンズ
フィルム:フジ ネオパン400プレスト
現像法:ダークレス 室温23℃ 4分00秒
現像液:SPD(2倍濃縮)
カメラ:ペトリMF-1
Kuribayashi C.C Petri Orikkor 50㎜F2(№ 61585)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422818?size=1024#content
Petri CC Auto 50mmF1.7 (№135237)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422767?size=1024#content
AUTO-YASHINON DX50㎜F1.7 (№57006656)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422774?size=1024#content
CARL ZEISS JENA PANCOLAR Electric 50㎜F1.8(№10880915)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422785?size=1024#content
PENTACON AUTO 50㎜F1.8 (№2796551)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422795?size=1024#content
ISCO WESTROMAT 50mmmF1.9 (№966745)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422806?size=1024#content
Asahi Auto-Takumar 55mmF2 (№305143)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422830?size=1024#content
Asahi Super-Takumar 50㎜F1.4(№1118563 いわゆる「8枚玉」と推定される。)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422839?size=1024#content
Asahi SMC Takumar 50mmF1.4 (№6645414)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422852?size=1024#content
RICOH AUTO RIKENON 55mmF1.4 (№301105)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422863?size=1024#content
Asahi Super-malti-coated Macro Takumar 50㎜F4(№8163690)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203422877?size=1024#content
※ペトリ オリコール(M42)は、レンズに微妙な曇りがあるため、本来の性能が出ていない可能性がある。
また、ペンタコン オート50㎜F1.8については、撮影者による素人修理が施されているため、オリジナル
の性能を維持していない可能性がある。
【3】ミノルタAマウントレンズ
フィルム:フジ ネオパン400プレスト
現像法:ダークレス 室温25℃ 3分30秒
現像液:SPD(2倍濃縮)
カメラ:ミノルタα-7700i
Minolta AF 50㎜ F1.7(№1588533 初期タイプ)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203998664?size=1024#content
Minolta AF Macro 50㎜ F2.8(№18101570 初期タイプ)
http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/203998677?size=1024#content
【コメント】
ペトリ オリコール(ペトリマウント)は、上記のようなハンディがあるにもかかわらず、立派な描写
である。
ペトリC.C.Auto 55㎜F1.7及び同F1.8(44万台)は、描写傾向が良く似ている。ただ、後者は
テスト時、ピントがわずかに外れたか描写は同F1.8(11万台)に及ばない。改良前のタイプである
C.C55mmF1.8(11万台)はなかなか立派な描写である。
同スペック・同年代のC.CAUTO55mmF1.4とオートリケノンを比べると、ペトリの方がコマ収差は
少ないように感じる。
ペトリCC Auto 50㎜F1.7は、可もなし不可もなし、というところか。設計の古いオートヤシノン
DXの描写より劣るように感じられる。
年代を考えると驚異的な描写力なのがオートタクマー。55mmF2と無理をしていない設計が功を奏し
ているのだろうか。ハロも少なく、立派な描写である。
スーパータクマー50㎜F1.4(111万台)は、コマ収差によるものと思われるハロがかなり目立つ。
ミノルタAマウントレンズ群は、80年代の設計らしく、開放から良好な描写である。