EXAKTA FE 2000

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EXAKTA FE 2000」を以下のとおり復元します。
#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&pageid=249&file=DSC02754.jpg)

|レンズマウント|M42 自動絞り|
|シャッター|一軸不回転フォーカルプレーンB・1~1/1000|
|露出方法|シャッター優先AE開放測光TTL|
|重量・大きさ|149x94x109mm 690g(ボディのみ)|
|価格||
|発売|1976年?月|

PETRI FA-1をM42マウント化しIHAGEE WEST社にOEM供給されたEXAKTA FE 2000
M42でシャツタースピード優先AEを実現するため、制御ピンが追加された専用レンズ
が用意されていた。
標準レンズはペトリ製55mmf1.7。交換レンズも35mmf2.8、135mmf2.8のEEレンズが
用意されていたが、韓国製でペトリ製ではない。
世界のカメラと写真用品1977年度版(1976年のフォトキナ出展機をまとめたもの)に
は55mmf1.4の記載もあるが中古市場で見かけることは無い。
IHAGEE WEST社は1976年10月には倒産しており、このカメラ自体も少数が生産された
だけに終わったと考えられる。


#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&pageid=249&file=DSC02759.jpg)

#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&pageid=249&file=DSC02757.jpg)
ペトリ製カメラの特徴であるフィルム装填が容易な柳澤式スプールである。フィルム室内の
印字は69で、ペトリと同様のルールとすると76年9月製造と考えられる

#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&pageid=249&file=DSC02760.jpg)
M42でシャツタースピード優先AEを実現するため、マウントにピンが追加されている。
写真に向かって、右上のマウント外周にあるのが開放f値。右斜め下マウント内側の円弧状の部材がf値制御。
下が通常のM42と同様の絞込み。
左斜め上のマウント内側のピンはペトリマウントには無いもので、レンズを装着前に右斜め下のf値制御部材
が手前に動くこと規制している。レンズを取り付け、時計回転方向に押し込まれることにより、f値制御部材
のロックがはずれ手前に稼動する。レンズ側の制御ピンの保護が目的とも考えられるが、正確な理由は不明
である。
マウントの外左下にあるのが絞り込みボタン。FA-1には無いが、マニュアル絞りのできないM42マウントレンズ
でも絞り込み速攻ができるようにする配慮と考えられる。ファインダー内に絞り込み測光のための定点表示が
ある。

#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&pageid=249&file=DSC02761.jpg)
レンズ側のマウント周辺が、開放値伝達のためフランジ面よりも飛び出している。このためこのレンズを
他のM42マウントカメラに取り付けても、無限がでない場合が多い。

#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&pageid=249&file=DSC02763.jpg)

#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&pageid=249&file=DSC02769.jpg)

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