「CC AUTO55mmF1.8」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
CC AUTO55mmF1.8 - (2014/05/24 (土) 11:08:39) の編集履歴(バックアップ)
レンズ名称 |
PETRI CC AUTO 55mm F1.8 |
アタッチメントサイズ |
52mm又は55mm |
レンズマウント |
ブリーチロック |
レンズ構成 |
4群6枚 ガウスタイプ |
絞り |
1.8-2.8~16.0 中間絞り無し |
最短撮影距離 |
0.6m |
重量・大きさ |
XXXxXXXxXXX XXXg |
価格 |
¥14,400(1974年) |
発売 |
1964年2月 |
PETRIの全てのブリーチロックタイプレンズで最も生産されたレンズ。
長期間に渡って生産された為、概観・機能に多くのヴァリエーションが見られる。
1.フィルター径が55mmの物(初期の生産品{銀色のピントリングを持つ物})。
2.flex7専用の絞りとの連動カプラーの有る物。
3.GNのスケールを持つ物(V6Ⅱ時代)。
4.EE化された物。
5.FT及びFTⅡに装着された、絞りのクリックの無いもの。
尚、未確認情報では有るが、レンズ構成・コーティングにも幾つかのVerが有る模様。
アサヒカメラ1967年6月号のニューフェイス診断室のメーカー回答で、現在発売中の物は改良された物で、機会があれば取りあげてほしいとの記述があり、55mmf1.8は、FT発売後に設計変更されている模様。
診断室で取り上げられているレンズはSN:308558、その後出版されている69年版レンズ白書は改良後の物と思われますが、SN:338876なので、この間に変更されていると考えられる。
本ページでは便宜的に設計変更前のものを旧型、設計変更後を新型と称する。
また、ペトリ CC AUTO 55mm F2.0は同時代のF1.8と光学系は同一で、絞りによって開放時の口径を制限していると考えられる。
【作例】SN:462989(新型)
【作例】
11万番台のCC Auto55㎜F1.8。フィルター径は55mm。デザインはPETRIFLEX7用に酷似するが、ネームリングは「Automatic」ではなく「Auto」となっている。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Silver.jpg)
V6初期型に付属された通称「白鏡筒」のもの
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Flex7.jpg)
PETRI FLEX7に付属された、絞り連動突起(レンズ左側)のあるもの
11万台のCC Auto55㎜F1.8は、44万台のそれと比較すると、フィルター径(後者は52㎜。)の他、コーティングの色、曲率等に明らかな違いがみられる。このことから、レンズの設計変更が行われているものと推測される。
左:11万台 右:44万台。コーティングの色が微妙に異なり、11万台は青色系の反射面が44万台より多く認められる。また、後玉径が、11万台の方が若干小さいように感じられる。
前から見たところ。左:44万台。右の11万台の方がフィルター径が大きいことが分かる。また、写り込んだ灯りの大きさから、曲率も異なっているように感じられる。
V6Ⅱに装着され販売されたGN(ガイドナンバースケール)付きのモデル。
補助光源(ストロボ等)のガイドナンバーをセットし距離を読み取る事により絞りの値が算出される仕組み。