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レンズ名称 |
PETRI CC AUTO 55mm F2.0 |
アタッチメントサイズ |
52mm |
レンズマウント |
ブリーチロック |
レンズ構成 |
4群6枚 ガウスタイプ |
絞り |
2.0~16.0 中間絞り無し |
最短撮影距離 |
0.6m |
重量・大きさ |
XXXxXXXxXXX XXXg |
価格 |
¥XX,XXX(19XX年) |
発売 |
196X年XX月 |
CC 50mmF2.0から焦点距離が55mmに変更された。正確な発売時期は不明。
アサヒカメラ1966年6月号のニューフェース診断室では、AUTO時の実測F値が1.85
であったとの記述が見られるので、F1.8クラスの実力があったことは確かなようである。
確認できる構成図の違いから、EE AUTO 55mm F2.0とは光学系は異なるものと推測される。
ペトリスレに55mmF1.8の初期生産品と55mmF2.0との両者の違いが見出せないとの指摘があった。
さらに、、ペトリスレに初期の55mmF2.0は開放でも撮影時に絞りがわずかに絞られた状態、
新型の55mmF2.0では絞りリングによりF1.8を2.0に制限されているとの報告があった。
また、55mmF2も55mmF1.8と同じく設計が変更されているとの報告があり、本ページでは
便宜的に設計変更前のものを旧型、設計変更後を新型と称する。
以上のことからペトリの55mmF2は同時代の55mmF1.8に機能限定をかけたものと考えられる。
写真は最初期(旧型)と思われるKuribayashi銘の55mm F2.0。
絞りリングの回転方向が通常のC.C Autoレンズと逆で、後のEEレンズと同じ方向になって
いるが理由は不明。
旧型の絞りレバーがマニュアル位置で絞りリングが開放(f2)の状態。f1.8のレンズがf2相当に絞り込まれているのがわかる。
オート時は絞り羽は見えなくなるが、自動絞りレバーが押し込まれるとf2相当に絞り込まれる仕様となっている。
新型55mmf1.8と55mmf2の比較。f2の絞り付近に口径を制限しているリングが確認できる。