PETRI CC 135mmF2.8

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PETRI CC 135mmF2.8 - (2018/04/01 (日) 09:18:26) のソース

#image(http://www52.atwiki.jp/petri/?cmd=upload&act=open&page=PETRI%20CC%20135mmF2.8&file=DSC05670.jpg)
|レンズ名称|PETRI CC 135mm F2.8|
|アタッチメントサイズ|55mm|
|レンズマウント|M42|
|レンズ構成|4群5枚|
|絞り|2.8~22.0 中間絞り無し プリセット|
|最短撮影距離|1.5m|
|重量・大きさ|96x62 480g|
|価格|¥13,500(19668年)|
|発売|196X年XX月|
リカメラに社名変更後にM42にブリーチロックのアダプターリングを装着した状態で販売されていた望遠レンズ。
特徴的な絞り羽の形(中間絞りが歯車型)からコムラー(三協光機)製OEMと思われていたが、レンズデータシートの構成図と69年レンズ白書掲載の構成図が一致。ペトリの光学設計、製造の可能性がある。


外観の形状、仕上げが異なる2種類のレンズがあるが、光学部分は共通である。
#image(http://www52.atwiki.jp/petri/?cmd=upload&act=open&page=PETRI%20CC%20135mmF2.8&file=DSC05678.jpg)
#image(http://www52.atwiki.jp/petri/?cmd=upload&act=open&page=PETRI%20CC%20135mmF2.8&file=DSC05677.jpg)
#image(http://www52.atwiki.jp/petri/?cmd=upload&act=open&page=PETRI%20CC%20135mmF2.8&file=DSC05668.jpg)

ペトリのカタログの発行時期や69年レンズ白書、シリアルナンバーから、右のSN:65039のほうが古く左のSN:68349に変更されたようだ。変更後は絞りリングに緑の指標が入り、被写界深度目漏れ部分が張るバーになるなど、この時期のペトリレンズらしい意匠になっている。


プリセット絞りはf5.6~f8付近で星形となる。

#image(http://www52.atwiki.jp/petri/?cmd=upload&act=open&page=PETRI%20CC%20135mmF2.8&file=DSC05681.jpg)

これはコムラー135mmF2.8の絞りの形状と同様で、5chペトリスレに、コムラーのレンズと絞り部品や外装部品は互換性があるが、光学部品形状は異なり非共通との報告があった。

#image(http://www52.atwiki.jp/petri/?cmd=upload&act=open&page=PETRI%20CC%20135mmF2.8&file=DSC1521.jpg)

【作例】SN:65039
http://photozou.jp/photo/photo_only/291718/142280491?size=1024
http://photozou.jp/photo/photo_only/291718/142280486?size=1024
http://photozou.jp/photo/photo_only/291718/142280484?size=1024
注:尚、本作例はSONY NEX-3での撮影(APS-Csize)ですので、画角的には202.5mm相当と
  成っております。