*スコア シンデレラ・リーグ 大阪-東京9回戦 富山市民球場アルペンスタジアム(大阪6勝3敗) 東京 000 011 000-2 大阪 003 001 000-4 (東)●星菜、神波、エイブラムス、柳生、橘川-碓氷 (大)○本庄、S川澄-柳ヶ瀬、ベティ *戦評 ゲーム差無しの天王山となった大一番。『天下統一夜破軍』決戦の地・富山市民球場には当日券も大量に配られ、遠方から大観衆が詰めかけた。 地元の声援を得て気合いが入る先発の本庄。初回こそ力むものの、2回からは後押しを受けてまさに完璧な快投を披露。3回には相坂のヒットで東京のランナーが還ってくるが、中堅・阪宮の好返球で先制点は許さない。 先制点が生まれたのはその裏、東京の先発・星菜を相手にカミュのタイムリーで大阪が1点を獲得。さらに同回大阪はエンドランを敢行すると、ここは不発に終わるがカミュとアリシアのダブルスチールでチャンスが拡大。空振ってしまった有谷は名誉挽回の2点タイムリーで最良の結果を手に入れた。 東京も後半にさしかかる頃には本庄の突破口を見つけ始める。5回、相坂がタイムリーで反撃すると、6回には序盤好守を見せた阪宮の守備ミスから乙川の犠牲フライで2点目。徐々に大阪との差を詰めていく。 しかし6回、3番手・エイブラムスの登板直後に鞘ヶ谷がソロで4点目、東京に傾きかけた流れが一発で変わる。本庄は満塁のピンチも制して8回を投げ切り、大阪の首位を掴む殊勲の勝ち星を挙げた。東京はロングリリーフに神波を起用するなど八代監督の奇策も及ばなかった。 *責任投手・本塁打 |[勝]|本 庄|(3勝2敗)| |[S]|川 澄|(1勝8S)| |[敗]|星 菜|(2勝2敗)| |[本]|鞘ヶ谷|5号①(エイブラムス)| *試合詳細 #region &ref(6-28-osaka.jpg) #endregion *打撃成績 #region &ref(6-28-osaka-y.jpg) #endregion *投手成績 #region &ref(6-28-osaka-t.jpg) #endregion