2015年6月28日大阪-東京9回戦

スコア

シンデレラ・リーグ 大阪-東京9回戦 富山市民球場アルペンスタジアム(大阪6勝3敗)
東京 000 011 000-2
大阪 003 001 000-4
(東)●星菜、神波、エイブラムス、柳生、橘川-碓氷
(大)○本庄、S川澄-柳ヶ瀬、ベティ

戦評

 ゲーム差無しの天王山となった大一番。『天下統一夜破軍』決戦の地・富山市民球場には当日券も大量に配られ、遠方から大観衆が詰めかけた。

 地元の声援を得て気合いが入る先発の本庄。初回こそ力むものの、2回からは後押しを受けてまさに完璧な快投を披露。3回には相坂のヒットで東京のランナーが還ってくるが、中堅・阪宮の好返球で先制点は許さない。

 先制点が生まれたのはその裏、東京の先発・星菜を相手にカミュのタイムリーで大阪が1点を獲得。さらに同回大阪はエンドランを敢行すると、ここは不発に終わるがカミュとアリシアのダブルスチールでチャンスが拡大。空振ってしまった有谷は名誉挽回の2点タイムリーで最良の結果を手に入れた。

 東京も後半にさしかかる頃には本庄の突破口を見つけ始める。5回、相坂がタイムリーで反撃すると、6回には序盤好守を見せた阪宮の守備ミスから乙川の犠牲フライで2点目。徐々に大阪との差を詰めていく。

 しかし6回、3番手・エイブラムスの登板直後に鞘ヶ谷がソロで4点目、東京に傾きかけた流れが一発で変わる。本庄は満塁のピンチも制して8回を投げ切り、大阪の首位を掴む殊勲の勝ち星を挙げた。東京はロングリリーフに神波を起用するなど八代監督の奇策も及ばなかった。

責任投手・本塁打

[勝] 本 庄 (3勝2敗)
[S] 川 澄 (1勝8S)
[敗] 星 菜 (2勝2敗)
[本] 鞘ヶ谷 5号①(エイブラムス)

試合詳細

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最終更新:2015年06月28日 22:54