2018年7月25日 名古屋-熊本4回戦

スコア

交流戦 名古屋-熊本4回戦 沖縄セルラースタジアム那覇(1勝2敗1分)
熊 本 001 051 020ー9
名古屋 002 001 010ー4
(熊)〇若林、野留加、原田、鳶嶋ー葛木、法条
(名)●白羽、京良城、大友、練祠、早乙女、小野寺ー溝渕

戦評

 まさかの1勝1敗1分で名古屋対熊本の第4回戦。交流戦最終試合でもあるこの試合、名古屋の先発はルーキーの白羽。対する熊本は若林。
 名古屋は引き分けを挟んでここまで9連勝中。前節は引き分けに終わったが、ここで勝って10勝としたい。対する熊本はここまでマ・リーグの最下位に沈んでおり、交流戦で大ブレーキ。ここで勝ってオールスター明けにあるリーグ戦へ勢いをつけたい。

 試合が動いたのは3回。まずは先攻の熊本が、ルーキー白羽の投じたツーシームをこれまたルーキーの八番クリスが右方向のスタンドにズドン、とソロホームランを叩き込み先制する。
 すると直後の3回裏、こちらも三番須田が若林のスローカーブを強振し、センターバックスクリーンへ突き刺し同点に追いつく。これに終わらず、六番横山が失投を捉えてタイムリーを放ち、名古屋が逆転に成功する。

 このあと、両投手ともに失点なしで迎えた5回。ここがこの試合の分水嶺だった。名古屋先発の白羽は、先頭打者の七番水海道相手に四球を出してしまうと、続くクリスに本日2本目、今度は2ランホームランを打たれ、逆転を許す。更に、九番氏家から四番武雷まで、クリスも含めれば6連打の猛攻でこの回一挙5点を熊本が奪取。
 更に、6回表にも1点をもぎ取り、熊本はリードを5点とする。なんとか反撃をしたい名古屋打線は6回裏、下位打線からヒットと犠打を集め、一番葦川のタイムリーで1点を返すが、後の打者が続けず6回裏はこの1点止まり。
 なんとか耐え、少しずつ反撃していきたい名古屋だったが、8回表。先頭の姫ノ島に死球で出塁を許すと、代打常磐に2ランホームランを許し、万事休す。裏に加賀のタイムリーで1点を返すが反撃はここまで。

 最後は鳶嶋が9回裏を三者凡退できっちりと締めてゲームセット。破竹の9連勝中だった名古屋の連勝を止めたのは、マ・リーグ最下位に沈む熊本。

責任投手・本塁打

[勝] 若 林 3勝1敗
[S]
[敗] 白 羽 1勝1敗
[本] クリス 4号
須田 5号
クリス 5号
常磐 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年07月25日 23:46