スコア
オープン戦 大阪-広島 京セラドーム大阪
広島 000 204 300-9
大阪 000 100 241-8
(広)○関、アニス、南風原、馬殿、H石井、S斎賀-ベティ、二神
(大)●阪利、アイシャ、戸次、十河、大和、水野-吉永、鹿島
戦評
大阪先発は阪利、広島先発は関。
両チーム初回を三者凡退で終えると、序盤3イニングはお互いにヒット1本ずつと非常に静かな立ち上がりを見せる。しかしそんな状況が4回から一変する。まず広島はヒットで出塁したヴィオラが盗塁を成功させると、続く月詠がど真ん中ストレートを左中間へ。タイムリーツーベースヒットとなり先制すると、その後三塁までランナーを進めたところで打席に手銭。ライトへの痛烈な当たりは阪宮の好守に阻まれるも犠牲フライになり追加点を挙げる。大阪もその裏、ツーアウトから3番・森がヒット、4番・川浦がフォアボールを選び一・二塁とする。続く阪宮のセンター前ヒットでランナー一人が生還。中軸が繋いで1点を返す。
6回以降はさらに大荒れ模様に。広島は若葉・ヴィオラの一・二番コンビがヒット→盗塁で二・三塁とすると、まず先制タイムリーの月詠がセンターへ犠牲フライ。さらにこの後一・三塁として手銭がストレートを弾き返してセンターオーバーのツーベースヒットでもう1点加えると、最後はシカティッチが真ん中高目のツーシームをレフト前へ。これが走者一掃の2点タイムリーでビッグイニングが完成。二番手・アイシャをKOする。
勢い衰えぬ打線は7回、三番手・戸次から再び若葉・ヴィオラがヒットでチャンスメイクすると、藤瀬が失投をフルスイング。綺麗な放物線を描いた打球はレフトスタンドへ消える3ランホームランとなり9-2。終盤に広島が大阪を突き放す一撃を放って大差で勝利…かと思われたがここから今度は大阪が猛反撃。
その裏、阪宮がツーベースで出塁、内野ゴロで三塁へ進むと続く冴島のサードゴロでホームへ突入。これが間一髪セーフとなり得点となると、この後代打の鹿島・赤弘のヒットでさらに1点を返す。8回には7回の攻撃の起点となった阪宮がランナー二人を置いた場面で広島四番手・馬殿のスラーブをバックスクリーンへ放り込む3ランホームランを放ち9-6。この後も満塁のチャンスを作ってダリアのタイムリーで1点を返しあっという間に2点差に詰め寄る。
最終回、大阪は阪宮が二打席連発となるソロホームランを放ち1点差まで追い詰めるも、斎賀に躱され同点とはならず試合終了。3連勝の広島は先発・関が6回1失点と順調な仕上がり。新人の月詠・手銭が揃って2打点と首脳陣へアピール。大阪は阪宮が5安打5打点2本塁打。チームの主砲が完璧な調整ぶりを魅せた。
責任投手・本塁打
[勝] |
関 |
1勝 |
[S] |
斎 賀 |
3S |
[敗] |
阪 利 |
1敗 |
[本] |
藤 瀬 |
1号 |
|
阪 宮 |
1号 |
|
阪 宮 |
2号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2019年03月13日 22:17