2019年8月25日 福岡-大阪7回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 福岡-大阪7回戦 福岡ヤフオク!ドーム(福岡6勝1敗)
大阪 000 000 010-1
福岡 201 000 00X-3
(大)●樋口、佐藤、川澄-鹿島
(福)○坂崎、H宮苑、H宇佐美、H祝部、S高島-進藤、斉藤

戦評

 プレーオフ出場を確定させたい福岡と苦手な相手に一矢報いたい大阪の一戦。福岡先発は坂崎、大阪先発は樋口。

 試合は初回にいきなり明暗が分かれる展開。大阪は坂崎のストレートに的を絞った攻撃が功を奏したかヒット2本にフォアボールでいきなりワンアウト満塁のチャンスを迎える。しかし鹿島が変化球を打ち損じてセカンドゲッツー、無得点に終わる。一方の福岡はその裏、制球の定まらない樋口からヒットに2つのフォアボールを選びノーアウト満塁の場面。ここで4番・古宿がタッチアップには十分のセンターフライを放つと、三塁ランナーと共に二塁ランナーもタッチアップでオールセーフ。これが幸いし、続くアリシアも犠牲フライを決めてこの回2点を先制する。
 試合は進んで今度は3回、ツーアウトランナーなしで前の打席で追加点となる犠牲フライを放ったアリシアに打席が回ると、樋口の投じたボールを今度は左方向へ流し打ち。すると打球は今度はグラウンドへ落ちずにそのままレフトスタンドへ消えるソロホームランとなり、福岡がリードを3点に広げる。

 援護を受けた福岡・坂崎は要所要所で大阪打線を翻弄し6回を無失点の好投、7回以降をリリーフ陣に託す。しかし大阪も粘りのピッチングを見せた樋口になんとか報いようと福岡リリーフ陣からチャンスを作っていく。すると8回、大阪は三番手・宇佐美からヒットとフォアボール2つで今日二度目の満塁機を迎えると、4番の阪宮が低目のSFFに食らいついてレフト前へのタイムリーヒット。これで1点を返してなお満塁のチャンスが続く大阪、だったが後続が急遽リリーフに入った祝部のボールを捉え切れずに凡打に終わり無念の最少得点で終わってしまう。それでも粘る大阪は9回にも一・二塁のチャンスを作り勝利への執念を見せるが、川浦が高島のナックルカーブを引っ掛けファースト併殺打でゲームセット。大阪はあと一打が出ず苦手相手に惜敗。一方の福岡は今日の勝利でプレーオフ進出に王手をかけた。

責任投手・本塁打

[勝] 坂 崎 3勝2敗
[S] 高 島 1勝11敗
[敗] 樋 口 3勝1敗
[本] アリシア 7号


試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2019年08月25日 20:41