2019年9月1日 熊本-横浜7回戦

スコア

マーメイド・リーグ戦 熊本-横浜7回戦 リブワーク藤崎台球場(3勝4敗)
横浜 000 001 500ー6
熊本 000 101 011ー4
(横)〇竹達、浜野、H空恩院、S矢作―高城
(熊)●多田、小野塚、野留加、小村―エヴァ

戦評

 3連敗中の熊本は今シーズン最後のホーム2連戦を迎える。
 最後の2連戦、本拠地のファンに勝利を見せたい熊本は先発のマウンドにチーム内防御率2位の多田を送る。
 その期待に応えるかのように、多田は序盤横浜打線を寄せ付けない。4回表まで二塁すら踏ませない投球を見せると、その裏の熊本の攻撃。横浜先発の竹達から三番武雷が四球、四番葛木が内野安打で無死一二塁とすると、五番秋間が犠打。これで一死一三塁となり打席には六番常磐。ここで竹達がまさかの暴投。思わぬ形で熊本が1点を先取する。
 5回表、多田は六番アイラの四球と盗塁により一死二塁と初めて得点圏に走者を置くものの、後続を確りと抑えて無失点で切り抜けると、その裏の竹達は二死三塁一塁とまで攻め込まれるが、此方も無失点。

 そうして迎えた6回表。ここまで無失点の多田相手に横浜打線が目を覚まし始める。まずは一死から一番左田が二塁打、続く二番高城のセンター返しの間に二塁走者左田が生還し、1点を返す。熊雄と打線もその裏に八番エヴァにタイムリーヒットが飛び出て再度の勝ち越しに成功するも、7回表。
 一死から再びアイラがヒットと盗塁でチャンスメイクすると、七番川浜が失投を捉え、左中間を破るタイムリーツーベースヒットで再び同点し、続く八番秋田も緩い球を確り振り抜きレフトへのタイムリーヒットでこれで横浜打線が逆転に成功。
 更に秋田の盗塁の後、九番森下もレフトへタイムリーでリードをもう1点加えると、二番高城にもタイムリーヒット、三番立花には犠牲フライ。この回一挙5得点を重ねた横浜が、大量4点リードを得て試合は最終盤の局面に。

 8回裏。横浜二番手の浜野から先頭打者の四番葛木がまず三塁打でチャンスを作ると、一死三塁から六番常磐がレフトへのタイムリーヒットでまずは1点を熊本が返すと、9回裏には横浜の守護神矢作から先頭の九番水沢が出会い頭に1本のホームランを放つが、終わってみれば熊本打線の反撃はここまで。一番から三番の好打順を迎えていた筈の熊本打線をピシャリと矢作が抑えてゲームセット。
 熊本はこれで4連敗。本拠地最終戦は次節。なんとか地元のファンに見せれる公式戦のラスト、勝利を勝ち取りたい。
 対する横浜は別対戦カードにて広島が負けた事によりゲーム差が1に。まだまだペナントレースは終わっていない。


責任投手・本塁打

[勝] 竹達 2勝3敗
[S] 矢作 12S
[敗] 多田 2勝3敗
[本] 水沢 3号

試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...

投手成績

+ ...
最終更新:2019年09月01日 04:26