2019年9月4日 札幌-広島8回戦

スコア

マーメイド・リーグ戦 札幌-広島8回戦 札幌ドーム(4勝4敗)
広島 020 110 010ー5
札幌 002 000 200ー4
(広)榴ヶ岡、南風原、〇石井、H竜胆、S斎賀―ベティ、荒井
(札)柳生、筑波、●オーシェト、西園寺―美弥

戦評

 札幌はこれが本拠地最終戦。残りを全勝でシーズン勝ち越しの目もあるだけに、首位広島と言えど勝ちたい所。
 しかし、対する広島もこの最終盤で下位を引き離したい局面。最多奪三振の榴ヶ岡を先発のマウンドに送る。

 試合は2回表。初回を三者凡退とした札幌先発柳生だったが、二死から六番藤瀬に二塁打を打たれると、直後の七番手銭に失投をセンターバックスクリーンに運ばれ、2ランホームランで広島が2点を先取する。
 対する札幌も3回裏に同じく二死から三番碓氷がヒット、四番銀も失投を先ほどホームランの手銭の頭上を越える2ランホームランとし、試合を早々に振り出しに戻す。

 だが4回表。先頭の三番麦藁が柳生のストレートを逆らわずにライトへのツーベースとすると、四番月詠がストレートを引っ張り、二塁走者麦藁が一気に本塁生還。再び1点リードすると、続く5回表には一番青木がソロホームランでリードを2点に広げる。
 このまま試合を締めたい広島だったが、7回裏。先頭の八番美弥に四球、代打ミコヤンに内野安打を許し無死一二塁。ここで広島は二番手南風原へとスイッチ。しかし、その南風原が低めに投じたスプリットを一番礒江が器用にすくい上げ、センター遠野の頭上を越す2点タイムリーツーベースで再び試合をこの終盤に振り出しとする。

 リーグ優勝を盤石とする為にも、負けられない広島は8回表。先頭の三番麦藁が失投を右中間へと運び、スリーベースとすると、打席には四番月詠。ここで、厳しいコースにストレートが投じられるものの、これをセンター奥深くへのフライ。犠牲フライには十分な距離がとられ、麦藁はタッチアップで悠ホームイン。再び広島が大きな1点を奪う。

 反撃したい札幌打線だったが、最期は守護神斎賀が試合を締めてゲームセット。
 優勝目前の広島がその足を更に一歩前に進め、札幌は本拠地最終戦を黒星で終える事になってしまった。


責任投手・本塁打

[勝] 石井 2勝3敗
[S] 斎賀 12S
[敗] オーシェト 2勝1敗
[本] 青木 3号
手銭 4号
2号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2019年09月05日 01:53