2020年3月29日 名古屋-東京1回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 名古屋-東京1回戦 ナゴヤドーム(名古屋1勝)
東 京 100 000 000-1
名古屋 000 001 02X-3
(東)竹中、●射水、白石-四方木田
(名)白羽、H琴吹み、○久遠令、S御剣-溝渕、日河

戦評

 ついに迎えた開幕戦。昨季は惜しくも日本一を逃したもののリーグ連覇を成し遂げた名古屋、未踏の三連覇を狙う今季の開幕投手は白羽。対して久々の最下位脱出を果たした東京、上位進出の為のスタートダッシュを決めたい開幕戦は竹中に先発を任せた。

 試合は初回、東京がいきなりゲームを動かす。二本の内野安打に送りバントと足と小技を使った攻撃でワンアウト一・三塁と先制のチャンスを作り、4番・四方木田が打席へ。白羽のフォーシームに詰まらされるも、勢いが無かった分併殺にならず、またその間に三塁ランナーが生還、先制点を挙げる。この初回の1点以降は、白羽・竹中両先発が安定感抜群の投球を披露、5回まで一点差のまま試合が進む。

 しかし6回、名古屋が好投を続ける白羽をようやく援護。ツーアウトから相手のエラーもあり二・三塁と同点のチャンス。この場面で須田が変化球が捉えると打球は三遊間を抜けるタイムリーヒット。名古屋が試合を振り出しに戻す。
 その後、互いに7回1失点で白羽・竹中がマウンドを降りた中、この好投に応えたのは名古屋。8回、ツーアウト三塁と勝ち越しのチャンスに打席には加賀。変化球を弾き返すと打球はショートの深い位置へ。宮島誠に追いつかれるもバッター、スタートを切っていた三塁ランナー共にセーフとなり勝ち越しのタイムリー内野安打となる。その後須田のタイムリーヒットで貴重な追加点を挙げた名古屋、最終回を御剣が締めてゲームセット。粘りの攻撃開幕戦を制した名古屋は久遠令が嬉しいプロ初登板初勝利。東京は滑り出しこそ良かったがその後は名古屋に抑え込まれたのが痛かった。

責任投手・本塁打

[勝] 久遠令 1勝
[S] 御 剣 1S
[敗] 射 水 1敗
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2020年03月29日 21:27