2020年3月29日 福岡-大阪1回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 福岡-大阪1回戦 福岡PayPayドーム(福岡1勝)
大阪 000 000 001-1
福岡 000 404 43X-15
(大)●川澄、桃園、阪利、見城、アキラ、掛-鹿島
(福)○前平、祝部、最上、大藤-皇后崎、進藤

戦評

 ついに開幕を迎えたペナントレース。昨季は名古屋とのデッドヒートの末敗れた福岡、奪首を誓う今季の開幕投手は前平と二年連続でルーキーを抜擢。一方で参入初年度以来の最下位に沈んだ大阪、スタートダッシュを決めたい開幕戦を先発転向した川澄に託す。
 ルーキーとベテランの投げ合いとなった開幕戦はまず初回、福岡・前平は先頭・菜ヶ咲からいきなりツーベースヒットを浴びピンチを迎えるが、その菜ヶ咲を三塁へ進ませず後続を打ち取り無失点スタート。その裏、大阪・川澄も二塁へランナーを進められるもこちらも併殺で凌いで得点を許さない。

 序盤はゼロ行進で進む中、先に試合を動かしたのは福岡。4回、ワンアウトから連打で一・二塁として打席には7番・鳴上。厳しいコースのストレートに食らいつくと、この当たりがレフト前へのタイムリーヒットとなり福岡が先制する。ルーキーの一打で勢いづいたか、さらに続くチャンスでも林昭旻・島津がタイムリーヒットで3点を加え、この回4得点と前平を強力に援護する。これに前平も5回、6回と危なげなく抑えて打線に応える。

 すると福岡打線が今年も絶好調といわんばかりに大爆発。6回に満塁のチャンスを作ると、大友が大阪三番手・阪利のSFFをレフトスタンドへ叩き込むグランドスラムで4点を挙げる。7回には野村のタイムリーヒットでまず1点、さらに二度目の満塁機で大友が押し出しフォアボール、月夜が2点タイムリーヒットで続いてこの回も4得点。そして最後は8回、島津・アリシア・大友の三者連続タイムリーヒットで3点を加えてトドメ。

 最終回に神崎のタイムリーヒットで1点返されるも、大勢には影響せずゲームセット。大友の6打点、上位打線3人の猛打賞など自慢の打線が早くも本領発揮した福岡が開幕戦勝利。大阪はいきなりのワンサイドゲームで出鼻を挫かれる結果となった。

責任投手・本塁打

[勝] 前 平 1勝
[S]
[敗] 川 澄 1敗
[本] 大 友 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2020年03月29日 20:47