スコア
シンデレラ・リーグ公式戦 東京-大阪1回戦 明治神宮野球場(東京1勝)
大阪 100 000 002-3
東京 130 020 00X-6
(大)●桃園、阪利、アイシャ、水野-鹿島
(東)○橘川、射水、井岡、S長峰-宮川
戦評
今季初めてのホーム戦となる東京、先発は橘川。一方、開幕からの連敗を何としても止めたい大阪は桃園が先発。
試合はまず初回、大阪は連打で一・二塁と早速のチャンスを作り、4番・川浦。橘川のフォークを右方向に弾き返すと、このライナー性の打球にライト、夢野が追いつくもグラブを弾いてボールは後方へ。この間に二塁ランナーが還って大阪が運良く1点を先制する。
しかしその直後の東京の攻撃、ワンアウトで2番・宮川に回ると、桃園のストレートをジャストミート。ライトへ高く上がった打球は飛距離をどんどん伸ばしていくとそのままライトスタンドへ。この一発で東京がすぐさま試合を振り出しに戻す。
さらに東京は続く2回、ノーアウトで一・二塁と勝ち越しの場面で岡田がバッターボックスへ。変化球を捉えると打球は左中間方向への大飛球。あわやホームランがという打球はフェンスを直撃し、さらにボールは外野グラウンドを転々。この処理の間にランナー二人は生還、岡田も三塁を陥れて2点を勝ち越し、さらにチャンスを継続していく。この場面でラストバッター・宮島誠がライトへのタイムリーヒットで応えて3点目を挙げる。
援護を受けた東京・橘川は2回以降は大阪打線を0点に抑えて主導権をしっかり握ると、5回裏の東京の攻撃ではランナー一塁から宮川が失投を再び右方向へ。この打球もぐんぐんと伸びていってそのままライトスタンドへ突き刺さる2ランホームラン。この試合2本目のアーチで大阪に五点差をつけ、さらに試合を優位に進めていく。
そして迎えた最終回、しかしただでは終われない大阪が反撃に出る。フォアボールのランナーを置いて8番・嘉祥寺。東京三番手・井岡の真ん中の変化球を弾き返すと、打球は左中間を真っ二つにする長打コース。これがタイムリーツーベースヒットになり1点を返すと、これに宮本もツーベースヒットで続きさらに1点を加えて三点差に。このあとも一・三塁として攻め立てていくが、最後は犠牲フライを敢行するも失敗に終わりゲームセット。東京は橘川・宮川のバッテリーが活躍してホーム初戦を制して二連勝。大阪は序盤の失点が響いて反撃も及ばず敗戦となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
橘 川 |
1勝 |
[S] |
長 峰 |
1敗2S |
[敗] |
桃 園 |
1敗 |
[本] |
宮 川 |
1号 |
|
宮 川 |
2号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2020年04月12日 20:43