スコア
交流戦 東京-札幌2回戦 HARD OFF ECOスタジアム新潟(東京1勝1分)
札幌 000 200 220-6
東京 010 100 33X-8
(札)山口、御剣、オーシェト、●
ロティ、御堂、斉藤-上野、美祢
(東)藍川、長曾我部、射水、○浅間、S長峰-宮川
戦評
東京先発は藍川、札幌先発は山口。
今季のリーグ戦最初の地方開催となった一戦、今日先制したのは東京。2回、ランナーを二塁に置いてラストバッター・高田。山口のスライダーを逆方向へ弾き返してライト前へ運ぶと、この当たりで二塁ランナーがホームへ還り先手を取る。
一方の札幌は4回に反撃。こちらもランナー二塁の場面で5番・碓氷。少し甘く入ったストレートを逃さずミートすると、ライト方向への打球は放物線を描いてそのままスタンドへ。監督自らが2ランホームランを放ち逆転に成功する。
しかし東京も直後の裏の攻撃、連打でワンアウト二・三塁のチャンスを作って打席にはLANA。真ん中へ入るカーブを捉えると、打球は惜しくもフェンス手前で失速するがこのフライが犠牲フライになりあっという間に同点に追いつく。
試合は2-2のまま後半戦へ差し掛かるが、ここから試合展開が荒れに荒れ始める。まず7回の札幌は先頭の碓氷がツーベースヒットで出塁すると、続く佐伯の打席で突然藍川が制球を乱す。立て続けのワイルドピッチで碓氷が生還、難なく勝ち越しに成功すると、急遽デビュー戦を迎えた長曾我部からも三連打で満塁のチャンスを生み出す。続く海老名はセカンド併殺に倒れるもこの間に1点を追加しリードを二点に広げる。
ところが東京もその裏、二番手・御剣をツーアウトから攻め立てる。ランナーを一人置いて打席に四方木田。ファイヤフラッシュをフルスイングすると、レフト方向へ引っ張られた打球はそのままスタンドに突き刺さる2ランホームランとなり同点。さらに続くセナも変化球を見事に捉えてバックスクリーンへ叩き込んで勝ち越しに成功する。
しかし札幌は8回、ランナー二塁で4回に逆転ホームランを放った碓氷。射水のボールを今度は逆方向へ弾き返すと、この打球もグングンと伸びていってそのままスタンドイン。監督が再びの会心の一発で札幌が三度リードを奪いとる。
が、意気上がる札幌にまさかの落とし穴。その裏、立て続けにエラーを犯して一・三塁のピンチを迎えると、札幌は御堂を急遽リリーフに送り出す。しかし1番・岡田に代わり端のストレートを捉えられると、打球がセンター頭上を越える間に走者一掃のスリーベースヒットとなり再逆転を許す。この後宮川にもタイムリーヒットを浴びて2点ビハインドとなると、最後は長峰に封じ込められ四度目の正直はならずゲームセット。札幌は最後の綻びが致命傷になり首位から後退。東京は目まぐるしく変わる展開となったゲームを制して引き分けを挟み四連勝、2位へ浮上した。
責任投手・本塁打
[勝] |
浅 間 |
1勝 |
[S] |
長 峰 |
1敗4S |
[敗] |
ロティ |
1敗 |
[本] |
碓 氷 |
2号 |
|
四方木田 |
1号 |
|
セ ナ |
3号 |
|
碓 氷 |
3号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2020年04月26日 20:52