2020年4月26日 大阪-熊本2回戦

スコア

交流戦 大阪―熊本2回戦(2勝0敗) 阪神甲子園球場
熊本 220 221 000-9
大阪 501 204 00 -12
(熊)聖、辻堂、H小村、●山村、蔦嶋、高倉-葛木
(大)今村、低井、見城、〇十河、H掛、H猪狩、S水野―川谷

戦評

 大阪の先発は新人の今村。熊本は聖が先発し、今節からチームに加入した紀野が2番二塁手で出場。

 試合は初回から大荒れに荒れる。1番の水沢が単打で出塁し、盗塁と紀野の進塁打で三塁まで進むと海老名舞のタイムリーで生還し先制。その後四球などもあって一死満塁となると氏家がスクイズを決めて2点目を奪い、続くシェリーも二遊間に強い当たりを放つがこれをセカンド宮本がダイビングキャッチで止め、1回表は2点止まりに。
 1回裏、大阪は聖の不安定な立ち上がりを攻める。カミュの盗塁は阻止されたものの2つの四球で一死一二塁とすると、川浦がタイムリーで1点を返す。その後鹿島にも四球で満塁とし、バッターボックスには宮本兼任監督。ストレートを引っ張ると打球は左中間を真っ二つに割る走者一掃のタイムリー二塁打となり逆転する。続く川谷もタイムリーで宮本が生還し、この回一挙5点を奪った。

 熊本は2回表にも水沢と武雷がタイムリーで2点を加え1点差に詰め寄るが、3回裏に聖が川浦にソロHRを浴び再び2点差に。すると直後の4回表、熊本は水沢と武雷の二塁打で1点、海老名舞のタイムリーでもう1点を返し同点に追いつくが、直後の4回裏に四球のランナーを二塁に置いて森がセンターへのタイムリーで勝ち越し、川浦もタイムリー二塁打で続き三度2点リードとする。しかし熊本も食らいつき、5回表にエラーに乗じて無死二三塁のチャンスを作ると古美門の犠牲フライと水沢の今日2本目のタイムリーで追いつくと6回表には武雷の3号ソロHRでついに逆転に成功し、さらに無死一二塁でダメ押しのチャンスを作る。しかし、ここで火消しで登板した4番手・十河が追加点を阻むと、今度は大阪打線が動く。6回裏、3番手で登板した山村を攻めて鹿島の2点タイムリー二塁打で勝ち越し。さらに代わった蔦嶋からも妙高が2点タイムリーを放ち、一気に4点を奪い逆転する。その後は掛・猪狩が無失点リレーで繋ぎ、最後は水野が今季初セーブで締めてゲームセット。両軍合わせて28安打21得点の壮絶な乱打戦を大阪が制し連勝。

大阪は川浦が猛打賞、宮本兼任監督が攻守で躍動した。熊本は水沢が4安打、武雷と海老名舞が3安打。初出場の紀野は無安打ながら3打席すべてで進塁打を記録している。

責任投手・本塁打

[勝] 十 河 1勝
[S] 水 野 1S
[敗] 山 村 2敗
[本] 川 浦 2号
武 雷 3号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2020年04月27日 01:18