2020年5月3日 熊本-福岡1回戦

スコア

交流戦 熊本―福岡1回戦(1勝0敗) リブワーク藤崎台球場
福岡 010 020 020-5
熊本 100 003 20 -6
(福)●清水、ハーミアン、宇佐美-皇后崎
(熊)○秋田、H大森、S小村―法条、エヴァ

戦評

 九州ダービー・熊本ラウンド第1戦。福岡の先発は清水、迎え撃つ熊本の先発は秋田。

 初回、熊本の先発・秋田はヒットを許しながら右翼手・シェリーの強肩に助けられ3人で切り抜けると、裏は連打と四球でノーアウト満塁とし、シェリーの犠牲フライで1点を先制した。このまま流れに乗りたい熊本だったが後続は続けず、2回表には月夜に同点ソロを浴びて試合は振り出しに戻される。3回裏、熊本は再び1番からの連打でチャンスを作るも、ここは清水が粘り紀野を渾身のスクリューで三振に切るなど無失点で凌いだ。

 再び試合が動いたのは5回表。死球と紀野のエラーで二死二三塁とすると、野村・島津のヒットでそれぞれ走者が生還して2点を奪い逆転。6回表にも福岡は2本のヒットで二死二三塁のチャンスを作るが、今度は秋田が鳴上をショートゴロに打ち取って凌ぐと直後に熊本が反撃に出る。この回先頭の武雷が2試合連続HRとなるレフトスタンドへの4号ソロで1点を返すと、シェリーがヒットで塁に出て海老名舞が今度はライトスタンドに逆転の2号2ラン。7回には2番手・ハーミアンを捉えて葛木のソロとシェリーのタイムリーで2点を追加し、リードを3点に広げた。
8回表は開幕カード以来の登板となった大森が失策とHARUMIの犠牲フライなどで2点を失いながらも何とかリードを守り、9回は守護神小村が締めてゲームセット。熊本は上位打線がうまく機能して連敗を4でストップ、福岡はこれで3連敗となり通算5勝4敗で名古屋に並ばれた。

熊本は葛木と水沢の1・2番コンビが猛打賞も、決定機の失策2つが気がかり。福岡も島津が猛打賞を記録も投手陣がやや誤算か。

責任投手・本塁打

[勝] 秋 田 2勝
[S] 小 村 1S
[敗] 清 水 1敗
[本] 月 夜 1号
武 雷 4号
海老名舞 2号
葛 木 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2020年05月03日 22:40