スコア
交流戦 大阪―広島3回戦(3敗) エスタディオ・チャロス・デ・ハリスコ
広島 020 005 200-9
大阪 100 001 000-2
(広)〇紫波、アニス、七川-鹿島
(大)●川澄、掛、十河、桃園、今村―ベティ、二神
戦評
大阪と広島の3回戦は昨年に引き続き、メキシコ第二の都市・グアダラハラ郊外のチャロス・デ・ハリスコ球場で年に一度の開催。首位を走る広島は紫波、最下位から逆襲したい大阪は川澄が先発。
序盤から両チームの打線が試合を動かす。1回裏、カミュが足も絡めてチャンスメイクすると、森のヒットでワンアウト一三塁としてバッターは川浦。スライダーを打ってセンター前に落とし、先制のタイムリーを放つ。 直後の2回表には広島も連打とエラーでノーアウト満塁とし、ショートゴロゲッツーの間に1点、麦藁のタイムリーでもう1点を奪い早々に逆転した。
2回裏以降は一転して両投手が四球こそ出しつつ粘投し、4回裏まで両軍ヒットなし。5回表に広島がまたも上位打線の連打でチャンスを作るが、ここは川澄が4番の藤瀬を併殺に打ち取って凌いだ。
6回表、疲れの見える川澄に広島打線が猛攻をかける。四球とヒットでワンアウト一二塁のチャンスを作ると、平瀬が川澄のライトニングをセンター前に弾き返し貴重な追加点を挙げる。川澄も代打の遠野から三振を奪ってツーアウトとするが、麦藁のヒットで満塁となってバッターボックスには手銭。川澄のカットボールを真芯で捉えた当たりはセンター後方へ消え、観客大歓喜のグランドスラムに。広島がこの回5点を奪い、リードを大きく広げた。
大阪も直後の6回裏に赤弘のタイムリーで1点を返すが、広島は7回表に代打出場の西奈が2ランを放ちとどめの一撃。広島リリーフ陣もアニスが三者連続三振、七川が三者凡退で試合を締めた。
大阪は広島投手陣の前に単打のみの5安打とチャンスを作れず。広島が12安打9得点と打撃力を存分に活かして連勝した。
責任投手・本塁打
[勝] |
紫 波 |
2勝2敗 |
[S] |
|
|
[敗] |
川 澄 |
3勝2敗 |
[本] |
手銭 |
3号 |
|
西奈 |
7号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2020年06月21日 23:48