スコア
交流戦 大阪―広島4回戦(1勝3敗) 阪神甲子園球場
広島 000 010 052 0-8
大阪 010 002 500 2-10×
(広)榴ヶ岡、アニス、南風原、シカティッチ、H竜胆、●七川-鹿島、川谷
(大)阪利、掛、アイシャ、H猪狩、水野、十河―二神、ベティ
戦評
広島は榴ヶ岡、大阪は阪利が先発。
大阪の先発・阪利は安定した立ち上がり。最初の一巡でヒットを許さず、試合を組み立てた。対する榴ヶ岡も2回に涼宮に浴びた三塁打から1点を失ったものの崩れることはなく、ロースコアで中盤戦へ。
5回表、広島はワンアウトからエラーとヒットで降って湧いた一三塁の好機。ここで回ってきたヴィオラは冷静にスクイズを決め、同点に追いつく。
6回裏、大阪打線がついに榴ヶ岡を捉えた。川浦のヒットからワンアウト一二塁のチャンスを作ると、赤弘がライト線へのツーベースヒットを放つ。一塁走者の冴島こそライト西奈の好返球で本塁で刺されたものの1点を勝ち越し、さらに涼宮のタイムリーでリードを2点に広げる。
さらに7回、カミュのヒットからノーアウトのチャンスを作ると、3番手の南風原から森がレフトの頭上を越えるタイムリーツーベース。さらにワイルドピッチの間に1点を追加すると、ノーアウト一三塁で急遽登板した4番手のシカティッチから鹿島が点差を大きく離すライトスタンドへの3ランを放ち8-1に。
7点のビハインドで8回を迎えた広島は、しかしここから打線を爆発させる。大阪の2番手で登板した掛の制球が定まらず押し出し四球で1点を返すと、代わったアイシャからも藤瀬と手銭がタイムリーで3点を奪いノックアウト。中桐の併殺の間にさらに1人生還し、一気に2点に差を縮める。
さらに9回、ワンアウト一二塁のチャンスから西奈がタイムリーを放ち、さらに一三塁として月詠がセンターのフェンスギリギリへのフライ。センターを守るダリアが何とか捕球するもタッチアップでランナーが帰ってきて土壇場で同点に追いついた。9回裏は竜胆が三者連続三振で抑えて延長戦へ。
延長10回裏、広島はここまでシーズン無失点の七川をマウンドへ。しかしツーアウトからダリアにヒットを許すと、カミュに投じたスライダーを完璧に捉えられ、打球はレフトスタンドへ。3号2ランがサヨナラの一発となり、大阪が勝利を収めた。
責任投手・本塁打
[勝] |
十 河 |
2勝 |
[S] |
|
|
[敗] |
七 川 |
1敗 |
[本] |
鹿 島 |
4号 |
|
カミュ |
3号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2020年06月24日 23:45