2020年8月5日 東京‐大阪6回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 東京-大阪6回戦 明治神宮野球場(東京5勝1敗)
大阪 020 010 010 0-4
東京 001 000 201 1X-5
(大)川澄、H猪狩、水野、●見城-鹿島、川谷
(東)星菜、長曾我部、射水、キャリオン、○日高-四方木田

戦評

 東京先発は星菜、大阪先発は川澄。

 今日の試合は今節敗れると苦しくなる大阪は序盤から攻勢を仕掛けていく。2回、まず先頭の川浦がストレートをフルスイングすると、打球は放物線を描いてバックスクリーンを直撃するソロホームラン。4番の一発で大阪が先制すると、さらにワンアウト後に冴島がシンカーを引っ張ってライト方向へ。この打球も飛距離を伸ばしていくとそのままスタンドへ消えていくソロホームランになり、一発攻勢で大阪が2点を先制する。
 一方で首位に返り咲いた東京もすぐに反撃。3回、下位打線が連打でワンアウト一・二塁のチャンスを作り、アルテミエワに打順が回ると、ストレートを振り遅れることなくレフト前へ弾き返す。これがタイムリーヒットとなり、1点を返すことに成功する。

 反撃を受けた大阪は5回、連打とフォアボールで4回に続き満塁のチャンスを迎え、打席には冴島。カームをライト前へ運ぶタイムリーヒットで1点を加え、再びリードを2点に広げる。
 しかし東京は7回、ここまで攻めあぐねていた川澄からワンアウト一・三塁のチャンスを作り、打席には岡田。スローカーブを引っ掛けてショートゴロとなるが冴島がファンブル。これがタイムリーエラーとなり1点を返すと、続く丸山が流し打ちでタイムリーヒットを放って1点を追加、同点に追いつくことに成功する。

 追いつかれた大阪は8回、赤弘がフォアボールを選び、代走・菜ヶ咲が盗塁成功。勝ち越しのチャンスを作ると、宮本がライト前へタイムリーヒットを放ち再びリードを奪う。これで逃げ切りかと思われたが東京が最終回に意地を見せる。ツーベースヒットと相手のエラー、さらに盗塁を絡めてツーアウト二・三塁のチャンスを迎えて打席には栗林碧。ストレートを弾き返すと打球は一・二塁間の深いところへ。セカンド・カミュが追いつくもタイムリー内野安打を勝ち取り東京がギリギリのところで再び同点に追いつく。この後東京は盗塁を仕掛ける積極策を取るが失敗、試合は延長戦へ。
 が、東京は10回、先頭の神在がヒットで出塁すると、東京はここでも盗塁を敢行。これを見事に成功させ得点圏に躍り出ると、ワンアウト後に打席には小師。ストレートを流し打ちすると、グンと伸びた打球はライトの頭上を越えるサヨナラタイムリーツーベースヒットとなり試合終了。東京が1ヶ月ぶりのサヨナラ勝利で五連勝。大阪は二度のリードを守れず悔しい敗戦に。

責任投手・本塁打

[勝] 日 高 2勝
[S]
[敗] 見 城 3敗
[本] 川 浦 7号
冴 島 2号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2020年08月06日 00:51