2020年8月12日 熊本-横浜6回戦

スコア

マーメイド・リーグ公式戦 熊本―横浜6回戦(2勝4敗) リブワーク藤崎台球場
横浜 000 200 001 01-4
熊本 001 010 100 00-3
(横)風越、釜石、H矢作、○久遠和、S八名瀬-高城、縁鉢、七浦
(熊)狛、H高倉、大森、H蔦嶋、●辻堂―葛木、法条、エヴァ

戦評

 横浜は風越、熊本は狛が先発。

 序盤は両先発がなかなか制球が定まらず、四球をきっかけにピンチを招く場面が続く。3回裏、風越がこの回先頭の水沢に四球を与えてしまうと、水沢はすかさず盗塁を決めてチャンスメイク。その後ツーアウト三塁となると、武雷がレフト線にタイムリーとなる二塁打を放ち熊本が先制する。しかし直後の4回表、狛は先頭の石田にヒットと盗塁を許したあと連続三振を奪ってピンチを脱したかに見えたが、宮坂に今季初HRとなるレフトへの一発を浴び、2点を失う。

 4回裏と5回表は両軍チャンスこそ作ったもののあと1本が出ず無得点。ところが5回裏、ワンアウトから武雷にレフトへのソロホームランが飛び出し、2-2の同点とする。さらに7回裏にはツーアウト一塁から海老名舞が右中間を真っ二つに割るタイムリー三塁打を放ち逆転。そのまま逃げ切るかと思われたが、9回表に先頭の宮坂が大森からヒットを放つと、それを送ってツーアウト三塁とする。ここで打席に立った立花がライト前に同点タイムリーを放ち、土壇場で追いついて延長に持ち込んだ。

 延長11回表、ワンアウトから秋田が四球、宮島がヒットでランナー一二塁のチャンス。その後ツーアウトとなるも、立花が二塁打を放ちランナーが生還、貴重な1点をもぎ取った。裏の熊本も先頭の水沢がヒットと盗塁で二塁に進み、送りバントでワンアウト三塁のチャンスを作るが、後続を八名瀬が打ち取ってゲームセット。久遠和がリリーフながら5勝目を記録。

 熊本はこの連敗で3位以下が確定。横浜は連勝したものの、首位広島も連勝のためゲーム差は変わらず。ペナント残りの1週を各チームがどう戦っていくのか、目が離せない。

責任投手・本塁打

[勝] 久遠和 5勝1敗
[S] 八名瀬 1敗6S
[敗] 辻 堂 2敗
[本] 宮 坂 1号
武 雷 10号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2020年08月12日 20:09