2020年9月2日 大阪-東京8回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 大阪-東京8回戦 阪神甲子園球場(大阪2勝6敗)
東京 000 201 000 01-4
大阪 110 100 000 00-3
(東)橘川、H射水、H竹中、○エビス南、S長峰-宮川
(大)今村、H桃園、H十河、H見城、H猪狩、●アイシャ-川谷

戦評

 ペナント最終戦。大阪先発は今村、東京先発は橘川。

 試合はまず初回、大阪はヒットで出塁したカミュが盗塁を決めると、この後に進塁打で三塁へ進む。すると続く森の打席で東京バッテリーがまさかのパスボール。ボールがバックネット方向へ転がる間にランナーが還りラッキーな形で先制点を奪うと、続く2回はワンアウト二塁から妙高がレフト前へタイムリーヒットを放ち追加点を挙げ、リードを広げていく。

 一方で今日勝てばプレーオフ進出が決まる東京は4回、ランナーを一人置いて四方木田に打順が回ると、やや真ん中に入ったジャイロボールを強振。芯で捉えた打球はそのままレフトスタンドに突き刺さる2ランホームラン。一発攻撃で同点に追いつく。

 同点とされた大阪だったがその裏、ツーアウト満塁と勝ち越しのチャンスを作り、川浦に打順が回る。ストレートを捉えて三遊間へ弾き返すと、深いところでショートに追いつかれるも全力疾走でタイムリー内野安打を勝ち取り、再びリードを奪い返す。

 しかし負けられない東京は6回、ワンアウト一・二塁と得点圏にランナーを進めて先程2ランホームランの四方木田。今度はスライダーをフルスイングすると、強烈な打球が今度はレフト線を破る長打に。これで二塁ランナーが還り東京が試合を振り出しに戻す。

 この後はお互いチャンスを作るも決めきれず、試合は二試合続けての延長戦に。そして迎えた11回、待望の得点を挙げたのは東京。ヒット二本、盗塁二つでワンアウト二・三塁の大チャンスに宮川。ここで東京はスクイズを選択すると、これに宮川が見事期待に応えてスクイズ成功、この試合初めてリードを奪うことに成功する。このリードを長峰がピンチを背負うも見事に守り切って試合終了。東京が粘りに粘って勝利をもぎとり、プレーオフ進出を確定。大阪は19安打を放つも後半は得点を挙げられなかったのが響いた。

責任投手・本塁打

[勝] エビス南 4勝2敗1S
[S] 長 峰 1敗15S
[敗] アイシャ 1敗
[本] 四方木田 9号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2020年09月02日 23:08