スコア
マーメイド・リーグ 広島-熊本5回戦 広島メモリアルスタジアム(広島2勝3敗)
熊本 006 100 001-8
広島 000 010 140-6
(熊)○若林、H牧野、S真壁-猪狩、黒丸
(広)●アレッタ、秋田、白石-藤瀬、城下
戦評
ここまで2勝2敗、と五分の戦いが続く、広島-熊本の6連戦。舞台をふたたび広島に戻して、残り2試合が幕を開ける。
広島の先発はアレッタ。対する熊本は、対広島初戦に敗れたエース・若林がリベンジのマウンドに上がる。
1回表、制球が定まらないアレッタに対して大塚がヒットで出るも、盗塁失敗。さらに水沢、横川が連打で続くも、武雷が併殺打。拙攻になってしまい、熊本が先制に失敗する。
2回表も、2死から姫ノ島が3ベースでチャンスを作るが、やはり後続が続かず。
しかし広島も、1回裏、2回裏とヒット1本は出るが若林を攻め切れない。
3回表、熊本はまたも2死から横川が2ベース。さらに武雷のヒット、四五七の四球で2死満塁と三度チャンスを作る。
ここで前田が、レフト前へ巧みなタイムリー! ついに熊本が1点を先制する。
するとここから、姫ノ島がアレッタの決め球・カットボールを上手く右中間に落とす2点タイムリーで続き、さらに集中力が切れたアレッタのストレートがど真ん中に来たところを、服部が振りぬくや打球はライトスタンドへ! 服部の1号3ランでこの回あっという間に6点が入り、6-0とリードを奪う。
さらに熊本は4回表も、1死満塁のチャンス。四五七のセカンドライナーこそ葦川のファインプレーで凌いだが、続く前田にアレッタがなんと押し出しデッドボール。姫ノ島の大飛球はセンター岡崎のファインプレーでアウトにしたが、7-0とリードは広がり、アレッタはここでKO。5回からは秋田がマウンドに上がった。
一方、毎回ヒットこそ打たれるがどうにか抑えていた若林。
しかし広島も5回裏、1死2塁から葦川がレフト線へのタイムリー2ベース。ようやく1点を返して1-7。
秋田が好投するなか、広島は6回裏も若林を攻めるが、伊達の併殺打などもあり無得点。7回裏に、葦川が今度はライトへの1号ソロを放ち、やっと2-7とする。
それでも粘る広島は、8回裏に青木、伊達の連打で無死1・3塁。続く小清水のライト線への当たりをファーストの戦場ヶ原がなんとか抑えてアウトにするも、3塁ランナーがホームインして3-7。
さらに1死満塁となったところで、途中から守備に入っていた城下が、右中間を深々と破る走者一掃のタイムリー3ベース! 広島が一気に6-7と1点差に迫る。
ここで熊本はついに2番手・牧野をマウンドへ。しかしバッターは今日大当たりの葦川。牧野のスロースライダーが甘く入り、葦川が振りぬいた打球は高々とライトへ! あわや逆転2ランか、と思われたが、これを大塚がフェンス際でジャンピングキャッチ! タッチアップで2死3塁、とするが、後続が倒れて広島は同点のチャンスを逃す。
9回表、広島は白石をマウンドに上げるが、ここで前田がバックスクリーンに叩き込む豪快な2号ソロ! 熊本が貴重な追加点をあげ、8-6とリードを広げる。
9回裏、熊本は抑えの真壁が登板。広島打線を三者凡退にピシャリと抑えて、乱戦にゲームセット。熊本が広島の猛追を振り切り、ふたたび広島に1ゲーム差と迫った。
責任投手・本塁打
[勝] |
若 林 |
(1勝1敗) |
[S] |
真 壁 |
(3S) |
[敗] |
アレッタ |
(1敗) |
[本] |
服 部 |
1号③(アレッタ) |
|
葦 川 |
1号①(若 林) |
|
前 田 |
2号①(白 石) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2014年05月05日 00:52