2021年5月12日 広島-大阪2回戦

スコア

交流戦 広島-大阪2回戦 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(広島1勝1敗)
大阪 003 000 023-8
広島 000 000 020-2
(大)○川澄、H猪狩、水野-川谷
(広)●馴馬、アイシャ、藤江-涼宮

戦評

 打撃戦となった前節から1週間後の今日の試合。広島先発は馴馬、大阪先発は川澄。

 今日の試合も先手を奪ったのは大阪。3回、ツーアウトからヒットとフォアボールで一・二塁のチャンスを作り、4番・冴島。馴馬のカーブを上手くバットに乗せると、ライト方向へ引っ張った打球は大きなアーチを描くとそのままスタンドへ。4番の強烈な一発で大阪が3点を先制する。

 この援護に大阪先発・川澄も応える。3回まで毎回得点圏へランナーを進める立ち上がりだったが、4回以降は尻上がりに調子を上げていき、広島打線を封じ込めていく。一方、手痛い一発を受けた広島・馴馬も尾は引かず、4回以降は大阪打線に付け入るスキを与えない。

 しかしこの膠着状態を破ったのはまたも大阪。8回、この回先頭の冴島が広島三番手・藤江の代わり端、ストレートを逆方向へ打ち返すと、これも飛距離を伸ばしていってレフトスタンドへ。今日二本目のホームランを放つと、この後も一・二塁のチャンスを作り、赤弘がタイムリーヒットを放ってこの回2点を追加する。

 五点差とした大阪は8回も川澄をマウンドへ。しかしここまで抑え込まれていた広島打線も意地を見せる。先頭の西奈がフォアボールを選ぶと、続く代打・中桐がライトニングを強打して打球はライト方向へ。これがそのままライトスタンドへ突き刺さる2ランホームランとなり2点を返す。さらに伊集院がツーベースヒットを放つと、ここで苦戦させられていた川澄が降板、追い上げムードが高まっていく。

 しかし大阪はこのピンチに二番手・猪狩が火消しに成功。広島の反撃の芽を摘み取ると、9回にチャンスを作り、まず森がタイムリーヒット。さらに満塁として鹿島へ併殺に打ち取られる間に三塁ランナーが生還。最後はツーアウト三塁からダリアがタイムリーツーベースヒットを放ちこの回3点を挙げて一気に広島を突き放す。結局大阪がそのまま逃げ切りゲームセット。川澄の好投と冴島の2発4打点を筆頭に大量援護を決めた大阪が前節の借りを返すことに成功した。広島は大阪と同数のヒットを放つも要所を抑えられた。

責任投手・本塁打

[勝] 川 澄 2勝1敗
[S]
[敗] 馴 馬 2敗
[本] 冴 島 3号
冴 島 4号
中 桐 1号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2021年05月13日 02:06