スコア
シンデレラ・リーグ公式戦 福岡-大阪3回戦 福岡PayPayドーム(福岡3敗)
大阪 021 010 103-8
福岡 303 000 000-6
(大)樋口、低井、今村、○馬殿、S水野-鹿島、川谷
(福)前平、H宮苑、H大藤、●高島、ハーミアン-皇后崎、斉藤
戦評
前節で連勝がストップした福岡は気持ちを切り替え、ホームで大阪との対戦を迎える。福岡先発は前平、大阪先発は樋口。
試合はいきなり荒れ模様の展開となる。初回、ホームの福岡はフォアボールのランナーを一人置いて2番・月夜。樋口のやや高く浮いたストレートをフルスイングすると、打球はセンター方向へグーンと伸びてバックスクリーン直撃。この2ランホームランで先手を奪うと、この回は皇后崎もレフトスタンドへソロホームランを叩き込み、3点を先制する。
しかし大阪もすぐさま反撃に出る。2回、ヒットとフォアボールでノーアウト一・二塁として8番・嘉祥寺。ストレートを捉えると打球はセンター方向への大きな当たり。惜しくもフェンスは越えなかったがフェンス直撃のツーベースヒットで1点を返すと、なおランナー二・三塁で続く菜ヶ咲はスクイズを敢行。これを見事に成功させてこの回2点を返すと、続く3回は冴島が甘く入ったシュートをレフトスタンドへ運ぶ同点ソロホームラン。あっという間に試合を振り出しに戻す。
だが福岡はその裏、ワンアウト満塁と樋口を攻め立てると、7番・天塚がレフト前へ鋭いタイムリーヒットを放ち1点を勝ち越すと、なおもツーアウト満塁から今度はラインホルトがショートの頭上を越える2点タイムリーヒットを放ち、再び3点のリードを奪い取る。
再び3点ビハインドとなった大阪だったが士気は衰えず。5回に川浦がライトスタンドへソロホームランをお見舞いすれば、7回にはノーアウト一・三塁から赤弘がタイムリーヒットを放ち1点を加え、じりじりと福岡に詰め寄っていく。
そして一点差のまま迎えた9回、大阪は福岡のクローザー・高島から連打で一・二塁のチャンスを作り、打席には先程タイムリーヒットを放った赤弘。やや真ん中のストレートを逃さず捉えると、センターへ大きなアーチを描いた打球はそのままフェンスの向こう側へ。土壇場で逆転の3ランホームランを叩き込みこの日初めてリードを奪うと、その裏を水野がピンチを招きながらも無失点に抑えて試合終了。両チーム合わせて5本塁打28安打が飛び交う乱打戦は最後の最後で試合をひっくり返した大阪が制した。
責任投手・本塁打
[勝] |
馬 殿 |
1勝1敗 |
[S] |
水 野 |
4S |
[敗] |
高 島 |
1勝2敗5S |
[本] |
月 夜 |
4号 |
|
皇后崎 |
4号 |
|
冴 島 |
6号 |
|
川 浦 |
1号 |
|
赤 弘 |
1号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2021年06月07日 21:19