2021年7月11日 熊本-大阪4回戦

スコア

交流戦 熊本-大阪4回戦 KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎(熊本1勝3敗)
大阪 000 120 010-4
熊本 310 000 10X-5
(大)●来島、今村-川谷
(熊)○狛、H鳶嶋、H野留加、S大森-法条

戦評

 熊本先発は狛、大阪先発は来島。

 前節は初回からの大阪の猛攻に呑まれた熊本だったが、お返しとばかりに初回から攻め立てる。初回、フォアボールと相手のエラーでいきなりノーアウト一・二塁と先制のチャンスが転がり込むと、打席に3番・武雷。ストライクを取りに行ったストレートを芯で捉えると、文句無しの打球はセンターフェンスの向こう側へ。熊本が早々の一発で3点を先制する。

 さらに熊本は2回、フォアボールと送りバントで再びノーヒットで得点のチャンスに9番・紀野。パワーカーブをしぶとくライト前へ運ぶと、この当たりで二塁ランナーが還り、1点を追加。序盤で4点を奪い、試合を優位に進める。

 一方の大阪も怯まず、首位の力を見せつける。4回に足を絡めた攻撃でワンアウト一・三塁とすると、鹿島がパームを上手く捉えてレフト前へ。このタイムリーヒットで1点を返すと、続く5回はツーアウトから一・二塁のチャンスを作り、打席には神崎。真ん中寄りのパームを流し打ちすると、打球は低い弾道で左中間を破る長打コース。この間にランナー二人が還り、一点差まで追い上げる。

 しかし狛が続くピンチを凌いでリードを保つと7回、ツーアウトランナーなしでタイムリーヒットを放っている紀野。パワーカーブを掬い上げると、グンと伸びた打球はバックスクリーンへ飛び込むソロホームラン。この貴重な一発でリードを2点に広げ、狛を援護する。

 再びリードを広げられた大阪は8回、ツーアウト二塁から森がセンターオーバーのタイムリーツーベースヒットを放ち1点を返し、なおワンヒットで同点のチャンスを作り出す。しかしここを野留加が後続を打ち取り最少失点で終えると、9回を大森が三人で締めて試合終了。熊本が二度、点差を詰め寄られるも最後までリードを守り切り、大阪へ一矢報いた。

責任投手・本塁打

[勝]  狛  3勝2敗
[S] 大 森 7S
[敗] 来 島 2敗
[本] 武 雷 9号
紀 野 1号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2021年07月12日 22:03