スコア
交流戦 福岡-熊本4回戦 福岡PayPayドーム(福岡3勝1敗)
熊本 000 031 000-4
福岡 000 010 000-1
(熊)○曙川、H鳶嶋、Hタルティーニ、S大森-法条、
エヴァ
(福)●村坂、宇佐美、森次、祝部-皇后崎、進藤
戦評
オールスター前の最終ゲーム。福岡先発は村坂、熊本先発は曙川。
前節が序盤から活発に試合が動く展開だったのに対し、今節は塁上こそ騒がせるものの、村坂はワンアウトからのピンチを、曙川は2イニング続けての満塁機を抑えて得点を許さない。この二人の粘りの投球で4回までお互いゼロ行進が続いていく。
しかし5回にいよいよ試合が動く。熊本はフォアボールと相手のエラー、送りバントでツーアウトながら二・三塁のチャンスを迎えて2番・紀野。真ん中寄りのHスライダーを捉えると、打球は一二塁間を破るタイムリーヒットに。この当たりが走者一掃となり2点を先制すると、その紀野も続く武雷のレフトフェンス直撃のツーベースヒットで還り、この回3点を挙げる・
一方の福岡もその裏、二つのフォアボールとヒットで今日三回目の満塁のチャンス。この場面でバッター・月夜がストレートを弾き返すと、打球は三遊間への深い当たりに。ショートに追いつかれるがここはオールセーフとなり、タイムリー内野安打で1点を返す。しかしなお続くチャンスでは後続が倒れ、この回は最少得点に留まってしまう。
同点の危機を乗り越えた熊本は6回、水沢がヒットで出塁するとすかさず盗塁を決めて二塁へ。ここで熊本は右川を代打起用すると、右川は期待に応えてセンター頭上を越えるタイムリーツーベースヒットを放つ。これで1点を追加、先程の失点を帳消しにする。
再びリードを広げた熊本は7回から継投に入る。そのリリーフ陣がランナーこそ出すものの二塁を踏ませぬピッチングで乗り切り試合終了。今季最後の九州ダービーは熊本が中盤に勝負を決め、福岡の全勝を見事に阻んだ。
責任投手・本塁打
[勝] |
曙 川 |
3勝1敗 |
[S] |
大 森 |
8S |
[敗] |
村 坂 |
4敗 |
[本] |
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試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2021年07月22日 21:12