2022年3月13日 東京-大阪オープン戦

スコア

オープン戦 東京-大阪 明治神宮野球場(東京1敗)
大 阪 000 000 000-0
東 京 100 205 00X-8
(大)●樋口、沓掛、低井-川谷
(東)◯藍川-草薙

戦評

オープン戦3戦目で、昨年のシ・リーグ上位2チームの対戦カード。
両者の先発投手は、東京は昨季QS率脅威の100%を達成した藍川、大阪は開幕投手4回の経験を持つキャプテン樋口で始まった。

藍川は初回、センター秋田の好守などバックに支えられつつ三者凡退で立ち上がる。対する樋口は先頭打者小師にツーベースを許すと、バントを挟んで迎えた3番の西崎のセンター前タイムリーヒットが飛び出しいきなり1点を失う。しかし後続はきっちりと連続三振に切ってとる。

その後しばらく安打は出るも要所で締める展開が続き、次に試合が動いたのは4回裏。ここも手堅くバントを駆使しツーアウト二三塁とした東京は、9番夢野の2点タイムリーで点差を3点に広げることに成功する。

しかし東京の攻勢はこれでは終わらなかった。6回になって大阪がプロ雀士の顔も持つ沓掛をマウンドに送ると、小師、秋田が連打でチャンスメイク。これに動揺したか沓掛の制球はとことん乱れ、ワイルドピッチで小師がホームインした後も二者連続四球で満塁に。すると打席に入った草薙は雀ダコボールを真芯で捉え、バックスクリーン直撃のグランドスラムを放つ。この回をもってスコアは8-0。

大量援護を得た藍川は7回、8回も続投。尻上がりに調子を上げテンポ良くイニングを進めると、ついに最終回を迎えても投手交代のコールは掛からず、東京ベンチは完投体制。この期待にしっかり応えた藍川は、危なげなく9回を打者3人で終え、被安打僅か2の無四球完封勝利を成し遂げた。女房役の草薙共々、仕上がりにぬかりはない。

責任投手・本塁打

[勝] 藍 川 1勝
[S]
[敗] 樋 口 1敗
[本] 草 薙 1号


試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2022年03月13日 23:14