スコア
オープン戦 札幌-広島 札幌ドーム(札幌1勝)
広 島 000 000 000-0
札 幌 100 001 00X-2
(広)●馴馬、末永、森次-丸馬
(札)◯釜石、H恩田、S斉藤-上野
戦評
札幌は釜石、広島は馴馬と、奇しくもかつて共に横浜に在籍したベテラン右腕同士の先発顔合わせ。
釜石が1、2番連続奪三振に始まる順調な滑り出しを切ったのに対し、馴馬は先頭のカミュに甘いカーブをライト前に弾き返される。さらに盗塁を許しいきなりのピンチを背負うことになるが、常磐、紫を抑え、続く4番の碓氷もストレートを詰まらせ平凡な内野ゴロを打たせる。しかし捕球したセカンド平瀬の一塁への送球が大きく逸れ、この間に札幌に先制の1点が入る。
その後は両チームともに打ち崩せそうでできない展開。得点圏にランナーを進めてもここ一打が出ず、あるいは安打性の打球も好守が阻むといった状況が続き、スコアは膠着状態に。10年越えのキャリアを持つ二人が意地の粘りを見せつける。
しかし6回裏札幌の攻撃、ツーアウトから7番バーバリが叩き付けた打球で内野安打をもぎ取ると、ついに疲れの色を見せた馴馬の甘い球を8番上野が見逃さず、センターオーバーのタイムリーツーベースを放ち貴重な追加点を得る。その後広島は回途中ながら末永を救援に送り、この回は1点に留める。
7回からは札幌も継投体勢。恩田が2イニングを1安打無失点でまとめると、最終回は斉藤が3人で締めゲームセット。完封リレーで試合を制した。これで札幌はオープン戦3連勝。バーバリ、カミュがマルチ安打、後者に至ってはマルチ盗塁で、前節までの内容含め今季加入の選手らの活躍が原動力となっているとみられる。
一方対照的に3連敗となった広島も、中継ぎに出た末永、森次は失点がなく初出場のガルシアが2安打でプロで通用することを示すなど、新戦力のアピールは上々。
責任投手・本塁打
[勝] |
釜 石 |
1勝 |
[S] |
斉 藤 |
1勝1S |
[敗] |
馴 馬 |
1敗 |
[本] |
|
|
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2022年03月13日 12:02