2022年3月23日 大阪-熊本オープン戦

スコア

オープン戦 大阪-熊本 阪神甲子園球場(大阪1敗)
熊本 300 104 000-8
大阪 013 020 000-6
(熊)○長崎、H藤、H山村、S大森-エヴァ
(大)低井、●沓掛、掛、馬殿、川澄、アキラ-赤弘

戦評

 大阪先発は低井、熊本先発は前節"プロ初勝利"を挙げたルーキー・長崎。

 試合は今日もルーキーを援護するため、熊本が初回に攻撃を仕掛ける。二つのフォアボールと内野安打でいきなりノーアウト満塁とチャンスが舞い込むと、制球に苦しむ低井から水海道・水沢が連続で押し出しフォアボールを選び2点が転がり込む。また、この後に上村のタイムリー内野安打でさらに1点を加え、この回3点を先制する。

 援護を受けた熊本・長崎だったが、そこへ大阪打線がプロの洗礼を浴びせかける。2回、ヒットを重ねてツーアウト一・二塁として打席には妙高。フォークをライト前に弾き返すタイムリーヒットで1点を返すと、続く3回はエラーとフォアボールで再び一・二塁として川浦。甘く入ったフォークを振り抜くと、打球はセンターの頭上遥か上を飛んでそのままバックスクリーンに。逆転3ランホームランで大阪が試合をひっくり返す。

 序盤の点の取り合いとなった展開は中盤に入っても続いていく。熊本は4回、再び制球の乱れた低井からワンアウト二・三塁のチャンスを作り、円谷のセカンドゴロの間に三塁ランナーが生還、同点に追いつく。しかし5回、大阪はランナー二塁から嘉祥寺がチェンジアップをライトスタンドへ叩き込む2ランホームランをお見舞いし、再び勝ち越しに成功する。

 しかし熊本は6回、継投に入った大阪投手陣へ猛攻を仕掛ける。この回から登板した沓掛からツーアウトながら二・三塁と一打同点の場面で円谷。ストレートを流し打ってレフト前へ運ぶと、この当たりが走者一掃のタイムリーヒットとなり同点に追いつく。さらに水海道がライト前に勝ち越しのタイムリーヒットを放ち再びリードを奪うと、さらに代わった掛に三連打を浴びせて1点を追加、結局この回4点を奪うビッグイニングを完成させる。

 逆転に成功した熊本は藤-山村-大森の継投でこの2点のリードを守り切って試合終了。熊本は円谷が猛打賞に3打点の大暴れ、長崎が6回5失点ながらもオープン戦2勝目。大阪は下位打線3人がマルチヒット、先発・低井も7四球と制球に苦しむも被安打自体は3に抑え込んだ。


責任投手・本塁打

[勝] 長 崎 2勝
[S] 大 森 1S
[敗] 沓 掛 1敗
[本] 川 浦 1号
嘉祥寺 1号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2022年03月24日 20:16