スコア
シンデレラ・リーグ公式戦 東京-名古屋1回戦 明治神宮野球場(東京1敗)
名古屋 013 010 001-6
東 京 000 000 120-3
(名)○さなえ、黛、Sレイカ-坂東
(東)●竹中、海堂-草薙
戦評
ついに迎えた2022年シーズン。その大事な開幕戦、前年度シ・リーグ覇者の東京は二年連続の優勝を目指し、オープン戦で完封勝利を挙げた竹中を先発マウンドに。一方、二年連続の3位に終わった名古屋は巻き返しの大事な一歩を先発転向したさなえに開幕投手を託した。
試合はビジターの名古屋が主導権を握る。2回、イビルアイが竹中のやや甘めのツーシームにバットを合わせると、ライトへの大飛球は失速することなくスタンドイン。ソロホームランで景気良く先制すると、続く3回はワンアウトで一・二塁のチャンスを迎える。ここで4番に抜擢された花音がライト線を破るタイムリーツーベースヒットを放ち追加点を挙げると、さらに先制ホームランのイビルアイがきっちり犠牲フライ、さらに横山が難しいコースの変化球を上手く合わせてタイムリーヒットとし、この回さらに3点を加える。
一方の東京は、さなえの前に苦しい試合展開。三塁まで進むことが出来ずに打ち崩せない中、5回に花音の末イーベースヒットでピンチを招くと、今日好調のイビルアイにセンター前にタイムリーヒットを浴び、追い打ちの一打を食らってしまう。
そんな名古屋ペースで迎えた7回、東京はクリーンアップの力でノーアウト満塁の大チャンスを迎える。続く宮川はカーブを引っ掛けて内野ゴロとなるが、この間に三塁ランナーが生還し、ようやく1点を返すことに成功する。しかし後続が続かずに追加点は挙げることが出来ず畳みかけることが出来ない。
しかしめげずに8回、三振ゲッツーなどの不運もあったがツーアウト二塁のチャンスに西崎がセンターオーバーのタイムリーツーベースヒット、その西崎を続く丸山がライトへのヒットで還し、二点差へ追い上げて逆転に向けての意気を高めていく。
しかし9回、追い上げる東京に対して名古屋はデッドボールで出塁したわかちゃんが盗塁、続いて加賀が送りバントを決めて三塁まで進めると、続く小喬がしっかり犠牲フライを決めてトドメ。最後はレイカが三人でピシャリと抑えて試合終了。開幕戦はさなえが7回1失点、クリーンアップがイビルアイの3打点を筆頭に全員打点を挙げるなど、投打が噛み合った名古屋に軍配が上がった。
責任投手・本塁打
[勝] |
さなえ |
1勝 |
[S] |
レイカ |
1S |
[敗] |
竹 中 |
1敗 |
[本] |
イビルアイ |
1号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2022年04月04日 00:08