2022年4月13日 福岡-東京2回戦

スコア

シンデレラ・リーグペナント戦 福岡-東京2回戦 前橋市民球場(福岡1勝1敗)
東 京 000 100 010-2
福 岡 113 000 00X-5
(東)●橘川、白石、射水-宮川
(福)◯村坂、アニス、龍造寺、S祝部-皇后崎、小山内、斉藤

戦評

今シーズン最初の地方開催は群馬県前橋市民球場から。
福岡は村坂、東京は橘川と両軍実績十分の先発投手でゲームスタート。

村坂は初回から四死球と単打で二死満塁のピンチを迎えるが、6番宮島誠を得意のスライダーで三振に切って取り潜り抜ける。するとその裏、福岡打線も攻勢に出る。1,2,3番で無死満塁を作ると、打席には好調の4番鳴上。しかしここは橘川がドロップを引っ掛けさせ、6-4-3の併殺に。その間に入った1点のみで、この回を終える。

ところが福岡打線は手を休めない。2回裏、下位打線が連続して快音を響かせ、好守に阻まれつつもトップの野村に返ったところでタイムリーが飛び出し、1点を追加。さらには3回、高村がソロ、天塚がツーランを放って東京を一気に突き離す。ここまででスコアは5-0。

なんとか喰らい付きたい東京は4回表、宮川、沓掛、夢野の三連打で無死満塁のチャンスを作ると、1番小師の犠飛で1点を返すことに成功。2番の秋田は四球を選びなおも満塁でクリンナップへ繋がる展開となったが、3番西崎、4番丸山を抑え村坂が踏ん張る。その後も村坂は6回まで投げ、4回の1失点のみのQSでマウンドを降りた。一方の橘川も計5四球と制球に苦しみながらも6回を投げ切り、逆転の望みを託す。

7回表、東京は福岡の二番手アニスを揺さぶりこの試合四度目の満塁のチャンスを引き寄せる。二死から打席には9番の夢野が入るも、チェンジアップにタイミングを外され空振りの三振に倒れた。が、8回、再び東京打線が起き上がる。回跨ぎのアニスから二つの四球をもぎ取り、ワイルドピッチで無死二三塁。打順は3番の西崎というところで、福岡ベンチが動き龍造寺を火消しに送り込んだ。そしてカウント2-2から、決めにいったインローのSFFを西崎はシャープなスイングで完璧に捉え、打球は左中間への痛烈なライナーに。しかしレフトの酒匂が持ち前の俊敏さで追い付き、寸前のところでノーバウンドキャッチ。これを見て、こちらも俊足の三塁ランナー、代走起用の黒坂が本塁目掛けてスタートを切る。すると酒匂の咄嗟のバックホームも見事なストライク送球で、非常に際どいタイミングを制し判定はアウト。大きなダブルプレーとなった。続く栗林碧がタイムリーを放ち1点を返すも、東京の反撃はこれまで。最終回は祝部が締め、5-2で福岡が勝利した。

昨年白星に恵まれなかった村坂が、今季最初の登板で勝利投手。今年からストッパーに就くとみられる祝部も今季初セーブを記録。

責任投手・本塁打

[勝] 村 坂 1勝
[S] 祝 部 1S
[敗] 橘 川 1敗
[本] 高 村 1号
天 塚 2号


試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2022年04月13日 21:52