2022年5月18日 名古屋-広島2回戦

スコア

交流戦 名古屋-広島(名古屋2勝) バンテリンドーム ナゴヤ
広島  100 000 100-2
名古屋 000 005 000-5
(広)●ブレイク、七川、森次、アイシャ-丸馬、ベティ
(名)○桜葉、H真壁、Sレイカ-坂東

戦評

前節の勝利でシ・リーグ単独首位に躍り出た名古屋は、その維持に向け引き続き本拠地で連勝を狙う。先発には白星を重ねている桜場、対する広島はブレイクを送り出した。

幸先の良い出だしを切ったのは広島。初回の攻撃で先頭打者の涼宮がレフト線へツーベースを放つと、ワイルドピッチを期として三塁へ進塁。2番ガルシアの内野ゴロの間に生還し、僅かな手数で先制点を挙げた。さらにその裏の名古屋の攻撃はセカンドの平瀬とレフトの卜部が好プレーを見せ、三者凡退に退ける。

2回以降は息を飲むような投手戦。桜場は四球こそ出せど球を捉えさせない。6回表は1,2,3番を三者連続三振に抑え、ドームを沸かせた。一方のブレイクはなんと5回までパーフェクト。しかし6回裏の名古屋の攻撃、桜場の力投に鼓舞されたか名古屋打線に火が灯る。
先頭の7番・桐下が四球を選び初の出塁を果たすと、続いて加賀が野選、坂東がヒットで出塁し、あっという間に無死満塁。ここで打順はトップに返ってわかちゃん。124km/h直球をバットの根元で当てた打球は投捕手間にボテボテに転がり、ブレイクが捕球した時には既に三塁ランナー桐下がホームイン。一塁送球もセーフで、名古屋が1-1の同点に追い付きながらなおも無死満塁が続く。そして俄然勢い付くライトスタンドの声援が、力に変わった。一死から3番イビルアイがチェンジアップを力一杯引っ張って、ポール際へ特大グランドスラム炸裂。5回までの沈黙から一転、一挙5得点の攻勢でブレイクをノックアウトしてみせた。

逆転を許した広島は7回に卜部がソロホームランを放って追撃するが、残る3点リードを名古屋は真壁→レイカのリレーで死守。5-2で試合を制し、カード連勝を飾った。
先発した桜場は無傷の3勝目で、最多勝レースに名乗りを上げた。

責任投手・本塁打

[勝] 桜 葉 3勝
[S] レイカ 5S
[敗] ブレイク 1勝2敗
[本] イビルアイ 7号
卜 部 2号

試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...


守備成績

+ ...

投手成績

+ ...
最終更新:2022年07月23日 17:46