2022年6月5日 名古屋-大阪3回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 名古屋-大阪3回戦 バンテリンドーム ナゴヤ(名古屋1勝1敗1分)
大 阪 000 030 003 020-8
名古屋 004 002 000 020-8
(大)低井、馬殿、掛、H川澄、水野、今村-千葉、川谷
(名)大野、H戸次、H久光、H高倉、H真壁、H黛、Hレイカ、琴吹み-坂東

戦評

 2位に位置する両チーム。まず先手を取りたい名古屋先発は大野、大阪先発は低井。

 試合は立ち上がりこそ落ち着いた展開となったが、3回から俄かに荒れ始める。名古屋はヒットと二つの四死球でツーアウトながら満塁として4番・花音。低井のフォーシームを逆方向に弾き返すと、打球はそのままライトスタンドに突き刺さるグランドスラム。4番の一打で名古屋が一気に4点を先制する。

 しかし5回、大阪が反撃に打って出る。二本のヒットと野選でこちらもツーアウト満塁のチャンスを作ると、犬養がストレートを見極めて押し出しのフォアボールを選択。続く森がカウントを取りに来たストレートをレフト前に弾き返してランナー二人を還し、この回3点を挙げて一点差に詰め寄る。

 点差を詰められた名古屋だったが6回、今度はノーアウト満塁のチャンスを作り上げると、8番・加賀がフォーシームをライト方向に弾き返す。これはセカンド・犬養に追いつかれるが内野安打となり1点を追加。さらに坂東もタイムリーヒットで繋ぎ、この回2点を加え三点差にリードを広げる。

 この後、名古屋が継投で大阪打線を躱して迎えた9回。しかし大阪がここで意地の反撃を見せる。ワンアウト一塁からレイカの真ん中に入ったストレートを森が捉えると、ボールはナゴヤドームのセンターフェンスを超える特大の2ランホームラン。これで一点差とすると、さらに冴島のツーベースヒットと野選で再びチャンスが転がり込む。続く川谷がショートゴロに倒れる間に冴島がホームに還り、大阪が土壇場で同点、延長戦にもつれ込む。

 そして延長に入り迎えた11回、大阪は9回から登板している琴吹海奈を捉え、ヒット二本とフォアボールで今日二回目の満塁のチャンス。ここで9回に同点打の川谷が犠牲フライをキッチリ決めて勝ち越すと、続く月ヶ瀬もタイムリー内野安打を勝ち取り、大きな2点を奪うことに成功する。

 しかしその裏、今度は名古屋が踏ん張りを見せる。自慢の機動力で水野からツーアウト二・三塁と一打同点のチャンスに2番・マリア。ストレートを見事ライト前に弾き返すと、これでランナー二人が還って再び同点。敗戦一歩手前から息を吹き返すことに成功する。しかしこれで両チーム力を使い果たしたか12回はお互いノーヒットに終わり、今日の死闘は引き分けという結末となった。

責任投手・本塁打

[勝]
[S]
[敗]
[本] 花 音 4号
 森  8号

試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...

守備成績

+ ...

投手成績

+ ...
最終更新:2022年06月07日 22:19