2022年7月3日 札幌-大阪3回戦

スコア

交流戦 札幌-大阪3回戦 札幌ドーム(札幌2勝1敗)
大阪 000 300 001-4
札幌 006 010 30X-10
(大)●観月、馬殿、沓掛、今村、アキラ-川谷
(札)○シンシア、オーシェト、西園寺、牧田-上野、当銘

戦評

 前カードの連敗で3位へ後退した札幌と、大混戦のシ・リーグに身を投じる大阪。どちらも勝利が欲しいこの一戦、札幌先発はシンシア、大阪先発は観月。

 試合は序盤こそ穏やかな立ち上がりを見せたものの、3回に突如荒れた展開に。札幌はスアレスと紫の連続ツーベースヒットで1点を先制すると、さらに相手エラーでもう一人ランナーを貯めて2番・常磐。ストレートを完璧に捉えた打球はレフトスタンドへの文句無しの3ランホームランとなり4点目が入る。しかしこの回はまだ終わらない。フォアボールとヒットでツーアウト一・二塁の場面。するとここでA・Bのライトフライを赤弘がまさかの落球。タイムリーエラーとなって1点を追加すると、最後はこの回二打席目のスアレスがセンター前へタイムリーヒットを放ち、終わってみれば6得点というビッグイニングが完成する。

 ところがこのいきなりの楽勝ムードに暗雲が。4回、大阪はツーベースヒットとヒットでノーアウト一・三塁と反撃の芽を作ると、冴島の放ったレフトフライをスアレスがポトリ。こちらもタイムリーエラーで1点を返すと、この後ワンアウト一・三塁となって川浦の内野ゴロの間と川谷のセンター前ヒットで2点を返し、三点差に詰め寄る。

 しかしそれでも流れは札幌に。5回、ワンアウト一塁からハンナのタイムリーツーベースヒットで1点を追加して大阪を引き離すと、とどめはラッキーセブン。ランナーを二人置いてスアレスに打順が回ると、大阪四番手・今村のスプリングソングをバックスクリーンへ叩き込む3ランホームラン。4回の汚名返上の一発で試合を決定づける。

 大阪も9回、川谷の犠牲フライで1点を返すが、3回の6失点も響いて反撃はここまで。札幌が二桁得点の大勝で再び2位へ浮上した。

責任投手・本塁打

[勝] シンシア 3勝1敗
[S]
[敗] 観 月 1勝4敗
[本] 常 磐 4号
スアレス 3号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2022年07月08日 00:14