2022年7月3日 熊本-名古屋3回戦

スコア

交流戦 熊本-名古屋3回戦 リブワーク藤崎台球場(熊本1勝2敗)
名古屋 000 000 003-3
熊 本 100 002 02X-5
(名)●さなえ、琴吹み、真壁、京良城-坂東
(熊)○曙川、H不来方、聖、S大森-法条

戦評

 3連敗で足踏み気味の熊本は、大混戦から一歩リードしたい名古屋とのカードを迎える。熊本先発は曙川、名古屋先発はさなえ。

 試合は初回から動きを見せる。熊本は先頭の紀野がヒットで出塁、すぐさま盗塁を決めると、これを水沢がバントできっちり送ってワンアウト三塁のチャンス。ここで右川がレフトへ犠牲フライを決め、あっという間に1点を先制する。

 この早い援護に先発・曙川もピッチングで応える。5回まで大きなピンチもなく名古屋打線を翻弄し、この1点のリードをしっかり守っていく。しかし名古屋・さなえも2回以降は熊本打線を封じ込め、点差は変わらずに試合は後半へ。

 しかし6回、ここまで初回の1点に抑えられていた熊本が再び攻勢に出る。紀野が出塁すると今日二個目の盗塁を成功、続く水沢も相手エラーで塁に出るとこちらも盗塁を決めてノーアウト二・三塁のチャンス。ここで先制点を挙げた右川が打席に入ると、シンカーを捉えた鋭い当たりは一塁線を破る長打コース。これが走者一掃のタイムリーツーベースヒットとなり2点を追加する。さらに8回にはさなえから代わった琴吹海奈から右川・上村のアベック弾も飛び出し、5-0と試合を決めた、かと思わせた。

 だが土壇場9回に名古屋が反撃。二つのフォアボールでランナー二人を置くと、4番・花音が熊本三番手・聖のストレートを強振。打球はレフトの頭上を高々と越えてスタンドへ飛び込む3ランホームラン。この一打で一気に二点差へと詰め寄ることに成功する。しかし急遽登板した大森に三人で切って取られ、反撃はここまで。熊本が名古屋の追撃を振り切って連敗をストップさせた。

責任投手・本塁打

[勝] 曙 川 5勝
[S] 大 森 7S
[敗] さなえ 3勝2敗
[本] 右 川 9号
上 村 5号
花 音 5号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2022年07月04日 23:19