2022年7月6日 熊本-名古屋4回戦

スコア

交流戦 熊本-名古屋4回戦 リブワーク藤崎台球場(熊本1勝3敗)
名古屋 203 0100 023-20
熊 本 102 010 000-4
(名)○アレッタ、琴吹み、戸次-坂東
(熊)●若林、聖、八十嶋、野留加-エヴァ

戦評

 熊本先発は若林、名古屋先発はアレッタ。

 試合は前節とガラリと変わって初回から荒れた展開を見せる。初回、名古屋は犠牲フライを失敗し、ツーアウト二塁の場面で4番・花音。甘めのストレートを捉えると、ボールはライトスタンドに突き刺さる先制の2ランホームラン。チャンスが消えかけた場面での4番の嬉しい一発で名古屋が先手を奪うが、熊本もその裏に即反撃。1番・上村がお礼代わりの先頭打者弾をセンターへ打ち込み、すぐさま一点差とする。

 次に試合が動いたのは3回。名古屋はランナーを二塁に置いて先制弾を放った花音。スクリューをこれもまた逆方向に打ち返すと、打球は伸びていって再びライトスタンドへ。この2ランホームランで2点を追加すると、続くイビルアイも追撃のソロアーチをお見舞いし、リードを4点に広げる。しかしその裏に熊本も再び攻勢に出る。フォアボール、ヒット、送りバントでツーアウト二塁とすると、右川のショートゴロをわかちゃんがファンブルし、タイムリーエラーで1点を返す。さらに紀野もタイムリーヒットで繋ぎこの回2得点、点差を2に縮める。

 しかし迎えた5回、中盤にして試合を決定づける出来事が起こる。名古屋はまずノーアウト二塁から小喬がタイムリーヒットで1点を挙げると、続く花音が三打席連発のホームランを三度ライドスタンドに叩き込み2点を追加。さらにこの後満塁として加賀がスクイズを決め、追加点。それでもなお名古屋の勢いは止まらず、再び満塁としてマリアのタイムリー内野安打とタイムリーエラーで3点を追加。最後はツーアウト二・三塁から花音が甘く入ったストレートを捉えると、これがなんとセンターフェンスオーバーの3ランホームラン。4打席連発の衝撃弾で1イニング10点の猛攻を見せる。

 これで大勢が決まったか、熊本はその裏に紀野のタイムリーヒットで1点を返すにとどまるが、追い打ちとばかりに名古屋打線は終盤に再着火。8回、桐下の2ランホームランで2点を追加して今日17得点目を挙げる。

 そしてトリは9回。ここでも小喬のタイムリーヒットで1点を挙げると、次のバッターは今日4ホーマーの花音。野留加のSFFを掬い上げると、この打球もグーンと伸びていってなんとなんとセンターフェンスを超えていく2ランホームラン。花音の驚愕の1試合5発目となるホームランが締めくくりとなり、そのまま試合は終了。名古屋は花音の5本塁打11打点という驚異の成績を筆頭に、安打数を上回る20得点の大勝で前節の敗戦を取り返した。

責任投手・本塁打

[勝] アレッタ 3勝2敗
[S]
[敗] 若 林 2勝3敗
[本] 花 音 6号
上 村 6号
花 音 7号
イビルアイ 11号
花 音 8号
花 音 9号
桐 下 3号
花 音 10号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2022年07月08日 00:13