スコア
交流戦 福岡-札幌3回戦 福岡PayPayドーム(福岡2勝1敗)
札 幌 001 001 000 01-3
福 岡 100 010 000 00-2
(札)
エロフ、H水崎、◯西園寺、S斉藤-当銘、上野
(福)坂崎、H宮苑、H大藤、H祝部、●大代-小山内、皇后崎、斉藤
戦評
交流戦前半では敵地に乗り込みカードをスイープした福岡が、札幌をホームに迎えての一戦。
福岡坂崎、札幌エロフの両先発は、前回22節での登板で勝ち星を挙げている。
初回の札幌の攻撃は、先頭のカミュが四球で出塁し二盗を成功、いきなり無死二塁のチャンスとするも、その後レフト皇后崎の好捕・好返球による刺殺もあり無得点。その裏福岡は先頭の野村が四球・二盗で同様の展開を作ると、一死から3番HARUMIのタイムリーで1点を先制。
しっぺ返しのように点を失った札幌だったが、3回表に8番紫が今季第1号のソロホームランを放ちゲームを振り出しに戻す。さらにはその裏の一二塁のピンチでも長打コースを紫が好守で防ぎ、流れを手繰り寄せていく。
しかし5回。再びゲームを動かしたのは福岡だった。一死からヒットで出塁した野村が二度目の二盗を決めると、またもHARUMIにタイムリーが飛び出し、1点勝ち越し。坂崎に勝ち投手の権利が付与される。
そしてここまで被安打2と好内容の坂崎は6回も続投。カミュ・常磐の1,2番から連続三振を奪い、そのまま札幌打線を封じ込めると思われたが、これを否定したのが続く礒江の一発。逆方向への第7号ソロで、またも札幌が福岡に追い付いた。
以降福岡は7回、札幌は8回からリリーフ陣がマウンドに上がり、互いにチャンスピンチを繰り返しながらも要所で守備側が踏ん張って、スコアボードにゼロが並んでいく。
そんな均衡を破られたのは延長11回表、札幌の攻撃。福岡は5番手投手、大代を送り出している。先頭打者は好守に倒れるも、そこからエラーと野選で一死一三塁のチャンスとなり、打席には5番ハンナ。96km/h変則カーブを捉え高い弾道で上がった打球は左中間深い場所で、犠牲フライには十分だった。三塁ランナー礒江が悠々と勝ち越しのホームを踏んで3-2。その裏は守護神・斉藤が試合を締め、札幌が勝利。連勝を3に伸ばした。
なお10回裏を無失点で抑えた札幌3番手の西園寺は今季4度目の救援勝利を記録し、勝利数がリーグ単独2位となっている。
責任投手・本塁打
[勝] |
西園寺 |
4勝 |
[S] |
斉藤 |
1敗7S |
[敗] |
大代 |
1敗 |
[本] |
紫 |
1号 |
|
磯江 |
7号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2022年07月14日 01:47