2022年7月27日 オールスターゲーム第2戦

スコア

オールスターゲーム 全マ-全シ 札幌ドーム
全シ 010 210 320ー9
全マ 001 302 000-6
(シ)さなえ、○竹中、H黛、H大藤、S射水-宮川、皇后崎
(マ)八名瀬、関、H矢作、●水崎、御剣、大森-涼宮、エヴァ

戦評

 札幌に場所を移してのオールスターゲーム第2戦。全シの先発はさなえ(名古屋)、全マの先発は八名瀬(横浜)が予告されていた。

 1回表、マウンドに上がった八名瀬は松波(福岡)・冴島(大阪)から三振に奪う上々の立ち上がり。その裏、さなえから礒江(札幌)がヒットを放ちさらに盗塁を試みるが、これを宮川(東京)の強肩が阻止してこちらも無得点でスタートした。

 2回、八名瀬はワンアウトから四球と失策があって二三塁のピンチを背負う。森(大阪)がピッチャー強襲の内野安打で全シが先制点を挙げるが、ここから宮川を三振に切ってツーアウト。続く野村(広島)の打球はショート後方への難しいフライとなったがこれを大獅(熊本)が落下点に滑り込んで捕球し、追加点を阻止した。2回裏は全シのセカンド松波が好守備を連発して無得点。

 3回表はふたたび八名瀬と全シ上位打線が対戦。全打席でストレートをウィニングショットに八名瀬が三者凡退に抑えると、3回裏全マの攻撃はワンアウトから涼宮(広島)・常磐(札幌)がヒット。2人がそれぞれ盗塁を決めて二三塁とし、礒江の内野ゴロから本塁のクロスプレーを涼宮が制してマ・リーグが同点に追いついた。礒江も盗塁を決めてもう一度ワンアウト二三塁としたが、ここはさなえがハンナ(札幌)をピッチャーフライ、卜部(広島)をセンターライナーに打ち取って踏ん張った。

 4回、全マの2番手として関(広島)が登板。この関から全シは丸山(東京)がヒットと盗塁、川浦(大阪)も四球で一二塁のチャンスとすると、ワンアウトから森がレフト前へタイムリーヒットを放ち全シが勝ち越し、さらに野村(広島)と夢野(東京)の連打でさらに1点を奪う。
 直後の4回裏、全シの2番手は竹中(東京)。打線はワンアウトから東雲(横浜)がヒットで出塁すると、上村(熊本)の右中間を割る二塁打で一気に生還。続く大獅もスライダーを捉えたライト前タイムリーを放ち再び同点にすると、涼宮・礒江もヒットでツーアウト満塁に。ハンナは粘って四球を選び、この回3点を奪って逆転に成功した。

 5回、表は丸山(東京)のソロホームランですぐさま同点に。裏は竹中が2イニング目をノーヒットで凌いだ。6回表、関が3イニング目のマウンドに上がったが森の二塁打、野村のヒットでワンアウト一三塁となったところで3番手に横浜のクローザー矢作が登板。野村に盗塁こそ許したが秋田(横浜)、犬養(札幌)を打ち取って見事ピンチを切り抜けた。するとその裏、この回からマスクを被ったエヴァ(熊本)がヒット、さらに常磐が竹中の投じた低めいっぱいのスライダーをすくい上げると打球はライトポール際への2ランホームランとなり、全マの2点リードで終盤戦へ。

 7回表、全マは4番手で水崎(札幌)が登板。先頭で代打のわかちゃん(名古屋)が四球を選び塁に出ると、ツーアウト三塁から鳴上(福岡)がパームを捉えバックスクリーンへ消える同点2ラン。次の花音(名古屋)もセンターへソロホームランを放ち三度全シのリードに変わった。7回裏は黛(名古屋)と皇后崎(福岡)のバッテリーで盗塁阻止もあり無得点に抑える。

 8回にも全シの上位打線が御剣(横浜)から2点を奪い、これを最後に得点シーンは無し。9回裏は射水(東京)から卜部がヒットを放つが、射水が後続を打ち取りシ・リーグに勝利を持ち帰った。

責任投手・本塁打

[勝] 竹 中
[S] 射 水
[敗] 守 藤
[本] 丸 山
常 磐
鳴 上
花 音



試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...


守備成績

+ ...

投手成績

+ ...
最終更新:2022年07月29日 00:38