スコア
マーメイド・リーグ戦 広島-札幌 MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島
札幌 110 000 040-6
広島 020 000 100ー3
(札)○恩田、H水崎、S斉藤-当銘、上野
(広)●関、森次-丸馬
戦評
首位戦線のためにも勝ちたい札幌は恩田、目の前の1勝が欲しい広島は関が先発。
1回表、札幌は足を使って積極攻勢に出る。カミュの盗塁こそ失敗したが2番尾張野がヒットで出塁、盗塁でワンアウト二塁とすると礒江のライト前ヒットで一気に三塁を回ってホームに飛び込み、先制点を挙げる。礒江も盗塁を決めて追加点のチャンスを作るがここは関が中軸の神崎とハンナを打ち取って1点で凌いだ。1回裏の広島は先頭の伊集院こそヒットで出塁したが後続が倒れ無得点。
2回表、先頭の常磐がセンター前ヒットで出塁。すかさず盗塁を決めて二塁に進むと碓氷のシングルヒットで一気にホームを踏み、この回も足を活かして2点目を挙げた。しかしその裏、広島もノーアウトから神宮のヒットとエラーで一二塁とすると、ワンアウトから丸馬の鋭い打球はセカンド常磐に阻まれたが続く濱口がライトオーバーの2点タイムリー三塁打を放ち、この回同点に追いついた。
3回以降は両先発が序盤の乱調から立ち直り、4回裏には恩田が三者連続三振を奪うと、関は3回から5回まで3イニング連続で打者3人で攻撃を終わらせる好投。5回裏は伊集院が四球で出塁、涼宮のセンター前ヒットでノーアウトのチャンスが広島に訪れるが、これも恩田が丁寧に凡打に打ち取ってツーアウトとし、神宮には三塁線に鋭い打球を飛ばされるがこれを三塁手ハンナが好捕してスコアボードには0が刻まれた。
試合が再び動いたのは7回裏。ワンアウトから伊集院がセンター前ヒットを放つと、続く涼宮の打球はレフトの頭上を越えるツーベースヒットとなり、伊集院が生還して広島が1点のリードを奪う。
直後の8回表、関は四球3つで満塁としていまうと、神崎にライト前への2点タイムリーヒットを浴び逆転を許して降板。2番手森次からもハンナのセカンドゴロの間に1点、常磐が二塁打を放ちさらにもう1点を奪い、この回4得点で一気に逆転する。
8回裏、9回表と三者凡退で攻撃が終わり、9回裏の広島はヒットこそ出たものの斉藤が試合を締めてゲームセット。札幌は2連勝、熊本は苦しい3連敗となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
恩 田 |
3勝4敗 |
[S] |
斉 藤 |
1勝1敗10S |
[敗] |
関 |
1勝5敗 |
[本] |
|
|
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2022年08月15日 10:41