2022年8月24日 福岡-東京8回戦

スコア

シンデレラ・リーグペナント戦 福岡-東京8回戦 澄清湖棒球場(福岡2勝5敗1分)
東 京 200 000 001 000-3
福 岡 000 011 100 000-3
(東)藍川、H長峰、H海堂、城野-宮川
(福)木幡、H宮苑、H大藤、祝部、Hアニス、大代-皇后崎、斉藤

戦評

前節連敗を止め優勝を手繰り寄せた東京と、もう後がない福岡の今シーズン最後の試合が台湾にて開催された。
両先発は東京が藍川、福岡が木幡の左腕対決。

東京は初回、少ない球数で二死とされるも、3番・栗林碧が厳しいコースを捌いて内野安打で出塁。
すると続く丸山。高めに浮いたスライダーを力一杯引っ張り、高く弧を描いた打球は吸い込まれるようにレフトスタンドへ。
この痛烈なツーランホームランで、まずは東京が2点を先制した。

対する福岡は、東京先発・藍川に対してランナーを出しても生還させられず歯痒い攻めが続いていたが、
5回裏にHARUMI、6回裏に鳴上がソロ弾を放って2-2の同点に追い付く。
先発の木幡も失点は初回のみで、粘り強く6回を投げ切り、7回表は二番手・宮苑がピンチを背負いながらもゼロで抑える。
そしてその裏先頭のHARUMIがヒットで出塁すると、後続の皇后崎、林昭旻のゴロが立て続けにイレギュラーを起こし東京内野陣を翻弄。
無死満塁となり打席を迎えた野村は冷静に四球を選んで押し出しとなり。福岡に勝ち越しの1点がもたらされた。

7回裏はビッグイニングになるかと思われたが、藍川は崩されず、松波を三振、アリシアを併殺に打ち取り最少失点で切り抜ける。
さらにはそのまま次の回も投げ切り、8回3失点の力投を見せた。
これに報いたい東京打線は9回表、福岡クローザー・祝部から西崎のヒット、秋田のツーベースでチャンスを作り、夢野の内野安打で1点をもぎ取る。
9回裏は長峰が三者凡退に抑え、スコア変わらず3-3。土壇場で振り出しに戻ったゲームは延長戦へ。

10, 11回は両軍ロングリリーフ。
福岡五番手・アニスは10回表を三者凡退、11回表は栗林七にヒットと盗塁を許すも、ホームは踏ませず仕事を果たす。
東京三番手・海堂は10回裏に3つの四球で満塁を招き、HARUMIの放った鋭い打球であわやサヨナラと思われたが、夢野のダイビングキャッチに救われる。
11回裏も四球からランナーを溜めるが決定的な一本は封じ、試合はもつれて12回へ。

そうして迎えた最終12回は福岡・大代、東京・城野の両3位ルーキーが重圧を跳ね除け無安打ピッチングを披露。
両チームともに得点入らず、長い戦いは引き分けという結果で幕を下ろした。

次節から東京は名古屋と命運を分かつ、首位攻防戦。
福岡は東京の勝利にPO進出の望みを託しつつ、負けられない大阪戦へ。

責任投手・本塁打

[勝]
[S]
[敗]
[本] 丸 山 12号
HARUMI 6号
鳴 上 14号


試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2022年08月24日 19:43