スコア
シンデレラ・リーグ公式戦 福岡-名古屋8回戦 福岡PayPayドーム(福岡3勝4敗1分)
名古屋 310 200 000-6
福 岡 003 020 21X-8
(名)●琴吹ひ、琴吹み、久光、高倉-坂東
(福)坂崎、アニス、◯宮苑、H大藤、S祝部-皇后崎、斉藤
戦評
ついに迎えた今シーズンのペナント最終戦。
シ・リーグの優勝は東京に決まったが、2位の名古屋はゲーム差を縮めればプレーオフ時のアドバンテージを消滅させることが可能。
対する福岡も順位は3位に決まっているものの、勝利すれば借金を完済してシーズンを終えられる戦いである。
名古屋は
琴吹陽奈、福岡は坂崎をそれぞれ先発マウンドに送り出し、試合開始。
ゲーム序盤は名古屋が勢い良く攻撃を仕掛けていった。
初回から4番・花音にこれまでのシーズン打点記録を塗り替えるツーランホームランが飛び出すと、
その後もイビルアイのツーベース、桐下のタイムリーで追加点が入り計3点を先制。
さらには2回表にスリーベースを放ったマリアをわかちゃんがスクイズで生還させ、4点目。
投げる琴吹もその裏までをパーフェクトで抑え、投打の噛み合いを見せる。
しかし3回裏、福岡が反撃を開始。
まず先頭のHARUMIが四球を選んで出塁し、続く皇后崎がツーランホームラン。
さらに長谷川、野村が続けざまに出塁・盗塁を決め、無死二三塁とチャンスを拡大、
アリシアの内野ゴロの間に1点が入ってこの回3得点となり、一気に1点差に詰め寄った。
雲行きの怪しくなってきた名古屋だったが、すぐさま4回表の攻撃で四球2つと野選で一死満塁と好機が転がり込む。
これを活かしイビルアイのタイムリーなどで2点を奪い、再び福岡を突き放した。
こうして再び名古屋のペースに戻ったと思われたのも束の間、福岡が継投に入ってから展開は一変する。
福岡は5, 6回をアニスが無失点に凌ぎ、またも長谷川、野村で作った二三塁を今度は松波が2点タイムリーで返して再度1点差。
7回は宮苑がバックに助けられながらも無安打に封じると、よもや三度目の長谷川、野村の二三塁を松波、アリシアの連続内野ゴロで得点に結び付けついに逆転。
8回表は大藤が抑え、その裏に天塚のタイムリーツーベースでダメ押し。
最後は祝部が三人で締め、福岡が序盤の不利をひっくり返しての劇的な勝利を飾った。
責任投手・本塁打
[勝] |
宮 苑 |
3勝2敗 |
[S] |
祝 部 |
1勝10S |
[敗] |
琴吹ひ |
4勝2敗 |
[本] |
花 音 |
13号 |
|
皇后崎 |
2号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2022年09月13日 20:07