スコア
オープン戦 大阪-広島 阪神甲子園球場(大阪1勝)
広島 000 000 200-2
大阪 330 150 10X-13
(広)●大葉、アイシャ、森次、関-涼宮
(大)○天花寺、掛、馬殿-川谷、千葉
戦評
大阪先発は天花寺、広島先発はドラフト3位ルーキーの大葉。
試合は大阪打線がいきなり大葉へ襲い掛かる。初回、先頭の稲瀬がフォアボールで出塁すると、続く犬養は難しいコースのストレートをうまく芯で捉えて外野の間を抜ける長打を放つ。この当たりで稲瀬が一塁からホームへ還り、打者二人で先制すると、この回は森のタイムリーヒット、さらに相手の暴投の間にも得点し、3点を先制する。
続いては2回、ワンアウトから先制のホームを踏んだ稲瀬が今度はフォークを捉えてレフト線を破るツーベースヒットを放つと、続く犬養がセンター前へタイムリーヒットを放ち、再び一・二番コンビで得点を挙げる。さらに次打者・赤弘はフォークを掬い上げてバックスクリーンに叩き込む2ランホームラン。大阪がこの回も3点を挙げ、序盤で大量リードを奪う。
これで火が付いた大阪打線は中盤の4回、ホームランを放った赤弘がタイムリーヒットを放って1点を追加すると、続く5回はノーアウト一・二塁のチャンスから川谷がバックスクリーンに3ランホームランを叩き込む。さらにその後ワンアウト二・三塁から犬養がレフト前へ走者一掃の2点タイムリーヒットを放ち、5回を終わって計12得点と広島を圧倒する。
12点のビハインドを背負った広島は7回に一矢を報いる。ここまで抑えられていた天花寺からワンアウト一・三塁のチャンスを作ると、続く神宮の三遊間への当たりがタイムリー内野安打となり1点を返す。さらにその後ツーアウト満塁から、涼宮がパワーカーブを捉えて一・二塁間に運ぶと、これは犬養が追いつくも送球間に合わず内野安打に。これでランナーがさらに一人還り、ヒットが内野安打のみという珍しい状況下でこの回2点を取り返す。
しかしながら天花寺が最後のピンチを抑えてHQSを達成すると、その裏に大阪は相手のミスからチャンスを広げて犬養が5打点目となるタイムリーヒットを放ってダメ押しすると、そのまま反撃を許さずに試合終了。14安打13得点と打線爆発の大阪が盤石の勝利を飾った。
責任投手・本塁打
[勝] |
天花寺 |
1勝 |
[S] |
|
|
[敗] |
大 葉 |
1敗 |
[本] |
赤 弘 |
1号 |
|
川 谷 |
1号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2023年03月11日 17:22