スコア
交流戦 福岡-広島2回戦 福岡PayPayドーム(福岡2勝)
広島 200 002 300-7
福岡 113 003 02X-10
(広)●馴馬、大葉、七川、七海-涼宮
(福)○坂崎、沓掛、H祝部、H大藤、S清水-大下、斉藤
戦評
福岡先発は坂崎、広島先発は馴馬。
試合はいきなり荒れた展開となる。まず初回、広島はツーアウトから中桐がレフト前ヒットで出塁。続く伊集院が甘く入った神風を捉えると、打球はライトスタンドに飛び込む2ランホームラン。幸先良く2点を先制するが、福岡もその裏に野村がフォアボールを選んでさらに盗塁を決めると、松波のライト前ヒットでホームに生還し1点を返す。続く2回も2つのフォアボールとヒットで満塁のチャンスを作ると野村が押し出しのフォアボールを選択し、あっという間に同点に追いつく。
初回・2回と得点を挙げた福岡はさらに3回、ヒットで出塁したアリシアが盗塁を決めて勝ち越しのチャンス。その後制球に苦しむ馴馬の暴投で三塁に進むと、緋崎がカーブをレフト前に運ぶタイムリーヒットで勝ち越しに成功する。さらに福岡は2四死球で満塁として、大下がカーブを体勢を崩しながらもレフト前へ弾き返してこれが2点タイムリーヒットとなり、3点のリードを奪う。
しかし点の取り合いが後半に入って再び再燃する。広島は6回、エラーとフォアボールでツーアウト一・二塁とすると、涼宮がストレートを弾き返して右中間を破る長打を放つ。これが走者一掃のタイムリーツーベースヒットとなり2点を返して一点差とする。しかし福岡もその裏にこちらも一・二塁のチャンスを作ると、二番手・大葉のストレートをアリシアがジャストミート。ライト方向への大飛球はそのままスタンドに飛び込む3ランホームラン。縮められた点差をあっという間に4点に広げる。
ところが7回、広島はヒットで出塁した加藤が盗塁を決めると、地下が二番手・沓掛の高速スプリッターをセンター前に運んで1点を返す。さらに三番手・祝部から三連続フォアボールで押し出し点を奪うと、この後内野ゴロの間に1点を加え、再び一点差に縮めて再び逆転の機運を高めていく。しかし福岡はセカンド・松波のファインプレーもあって何とかリードを守ると、8回にアリシアが今日二本目となる2ランホームランをバックスクリーンに叩き込んで勝負あり。両チーム合わせて17四死球と投手陣が苦しんだ試合だったが、福岡が二桁得点で何とか逃げ切り連勝を飾った。
責任投手・本塁打
[勝] |
坂 崎 |
1勝1敗 |
[S] |
清 水 |
5S |
[敗] |
馴 馬 |
3敗 |
[本] |
伊集院 |
2号 |
|
アリシア |
3号 |
|
アリシア |
4号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2023年05月18日 22:12