2023年5月28日 大阪-名古屋3回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 大阪-名古屋3回戦 阪神甲子園球場(大阪1勝2敗)
名古屋 010 000 010-2
大 阪 000 001 002X-3
(名)京良城、H琴吹み、H久光、●レイカ-武田、坂東
(大)今村、川澄、○馬殿-川谷

戦評


 交流戦を勝ち越しで収めた大阪は、7連勝で同じく交流戦を白星先行させた名古屋と一線を交える。大阪先発は今村、名古屋先発は京良城。

 今日の試合で先制したのは名古屋。2回、ワンアウトから武田がレフト前にヒットを放つと、その後に今村のワイルドピッチの間に二塁に進塁。このやってきたチャンスに桐下がスプリングソングを逆方向へ打ち返すと、打球は三遊間を破るタイムリーヒットに。好機をしっかり活かした名古屋が先制点を挙げる。

 援護を受けた名古屋・京良城は、ノーアウトからのピンチを三度迎えながらも味方のファインプレーもあり要所を締め、中盤までリードを守る粘りの投球。しかし大阪は6回、ツーアウトランナー無しで7番・鳴上。スライダーを捉えた打球はセンター方向へ飛んでいくとそのままフェンスを越えていくソロホームラン。ここまで抑えられていた京良城からの値千金の一発で大阪が同点に追いつく。

 そして同点のまま迎えた終盤8回。名古屋はワンアウトからマリアが三塁線を破るツーベースヒットで出塁し、勝ち越しのチャンス。その後ツーアウトとされるも、加賀が二番手・川澄のシンカーに食らいつくと、打球は一・二塁間を破るタイムリーヒットに。終盤に名古屋が勝利を手繰る寄せる勝ち越し点を挙げる。

 名古屋はその後のピンチも味方の好守備で無失点に抑え、このまま逃げ切りかと思われた9回。大阪はワンアウトから妙高がライト前ヒットで出塁すると、その後相手の野選もあり一・二塁と同点のチャンス。続く赤弘が四番手・レイカの高速シンカーを逆方向へ弾き返すと、打球は一・二塁間を破る起死回生の同点タイムリーヒットに。これで大阪が土壇場で追いつくどころか一・三塁と一気にサヨナラの場面を迎えたところで打席には途中出場のアラヤ。ここで大阪はアラヤに対してスクイズを敢行させると、ボールはファウルライン上を転がる当たりに。このままファウルゾーンへ出るか、というところだったがギリギリフェアゾーンに留まり、タイムリー内野安打となって見事サヨナラ勝利。二度のビハインドを跳ね返した大阪に勝利の女神がほほ笑んだ。

責任投手・本塁打

[勝] 馬 殿 1勝
[S]
[敗] レイカ 2勝1敗3S
[本] 鳴 上 2号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年05月29日 23:48