2023年6月11日 大阪-福岡3回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 大阪-福岡3回戦 阪神甲子園球場(大阪1勝2敗)
福岡 000 002 020-4
大阪 061 300 10X-11
(福)●村坂、大代、沓掛、辻堂、アニス-小山内
(大)○天花寺、樋口、手銭-川谷、千葉

戦評


 勝率5割としている大阪は、福岡を相手に貯金を作ることを画策する。大阪先発は天花寺、福岡先発は村坂。

 試合は序盤から波乱の展開を見せる。2回、大阪はワンアウトからヒットとフォアボールでチャンスを作ると、如月がストレートを弾き返してセンター前へ。この当たりで二塁ランナーが還って1点を先制すると、この後にツーアウトながら満塁と追加点のチャンスで犬養がレフト前にタイムリーヒットを放ち1点を追加。さらに続く満塁機に赤弘がやや浮いたスライダーを捉えると、センター方向への大飛球はそのままバックスクリーンに飛び込む満塁ホームラン。この回だけで大阪が一気に6点を奪い、序盤から試合を優位に進める。

 しかしいきなりのビッグイニングを作ってなお大阪打線は止まらない。3回、川谷がライトスタンドにソロホームランを叩き込んで1点を追加。続く4回には先頭の冴島が右中間を破るスリーベースヒットで出塁すると、続く犬養のショート内野安打の間にホームに生還。最後は4番・森がバックスクリーンに2ランホームランを放ち、前半だけで10得点を挙げて試合を優勢に進めていく。

 この大量援護に大阪・天花寺も好投で応えて福岡打線を封じ込んでいく。しかし福岡もこのままでは終わらずに6回、ノーアウト一塁から松波が右中間を破るタイムリーツーベースヒットで1点、さらにこの後にワンアウト一・三塁から緋崎がレフト前へタイムリーヒットを放ち、この回2点を取り返す。

 しかし天花寺がこの2失点のみに抑えて7回を投げ切ると、その裏に如月がタイムリーヒットを放って大阪はこの日11得点め。その後は8回に天塚に2ランホームランを浴びるものの、前半の得点が効いた大阪がそのまま逃げ切り試合終了。11得点を挙げた大阪がシーズン10勝に到達した。

責任投手・本塁打

[勝] 天花寺 3勝1敗
[S]
[敗] 村 坂 2勝1敗
[本] 赤 弘 4号
川 谷 4号
 森  3号
天 塚 5号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年06月12日 20:23