スコア
交流戦 熊本-大阪3回戦 リブワーク藤崎台球場(熊本1勝2敗)
大阪 002 000 001-3
熊本 000 000 020-2
(大)掛、○川澄、S水野-川谷、千葉
(熊)●橘川-マルティネス
戦評
後半戦最初は交流戦から。前回では1勝1敗と五分だった両チームの試合。熊本先発は橘川、大阪先発は掛。
試合はビジターの大阪が先手を奪う。3回、ワンアウトから妙高がフォアボールを選ぶとすぐさま盗塁を決め二塁に進塁しチャンスメイク。この場面で冴島が甘く入ったストレートを捉えると、センター方向への大飛球はそのままバックスクリーンに飛び込む2ランホームラン。2回のノーアウトのチャンスを活かせなかった流れを振り払う一発で大阪が2点を先制する。
援護を受けた大阪・掛は、これに応える好投を見せる。5回にはワンアウト三塁のピンチを迎えながらも味方守備の好判断もあり無失点に抑える。対する熊本・橘川も3回の一発以外は毎回ランナーを出しつつ、7回にはノーアウト二・三塁のピンチも跳ね返して援護を待ち続ける。
すると8回、継投に入った大阪に対して熊本が反撃。まず先頭の並中が二番手・川澄の代わり端、シンカーを捉えると、センター方向へアーチを描いた打球はそのままフェンスを越えるソロホームラン。この一発で1点を返すと、この後ツーアウトランナー無しで9番・紀野。ストレートを引っ張った打球はこれも大きな当たりとなると、そのままライトスタンドに飛び込む同点ソロホームラン。終盤の一発攻勢で熊本がついに同点に追いつく。
そして同点で迎えた9回、熊本は最終回のマウンドも橘川に託す。しかしこれに対して大阪は先頭の稲瀬がやや高目のストレートをフルスイング。芯で捉えたボールはグングン伸びていってそのままバックスクリーンに飛び込む勝ち越しのソロホームラン。稲瀬の初アーチで大阪が再びリードを奪うと、その裏にピンチこそ迎えるも水野がしっかりと抑えて逃げ切り試合終了。全得点がホームランから生まれた試合は大阪が制し、後半戦のスタートを白星で飾った。
責任投手・本塁打
[勝] |
川 澄 |
1勝 |
[S] |
水 野 |
5S |
[敗] |
橘 川 |
5敗 |
[本] |
冴 島 |
7号 |
|
並 中 |
3号 |
|
紀 野 |
2号 |
|
稲 瀬 |
1号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2023年06月21日 20:47