2023年7月5日 横浜-名古屋4回戦

スコア

交流戦 横浜-名古屋4回戦 横浜スタジアム(横浜2勝2敗)
名古屋 000 000 210-3
横 浜 000 001 21X-4
(名)桜葉、●真壁-武田、坂東
(横)○秋田、S矢作-成岡

戦評


 横浜先発は秋田、名古屋先発は桜葉。

 前節の打ち合いから一転、今日の試合は秋田・桜葉の投手戦になる。お互いに大きなピンチは無く、要所要所をきっちりと締め、中盤までスコアボードに0を並べ続ける白熱した投げ合いを披露する。

 息詰まる投手戦の均衡が破れたのは後半6回。横浜は先頭の立花がライト前ヒットで出塁すると、代走の林田が起用に応えて盗塁を成功させチャンス拡大。ワンアウト後、相山が代打で登場すると、やや浮いたジャイロフォークをセンター前に弾き返してこれがタイムリーヒットに。控え勢の活躍で横浜が先制点を奪うことに成功する。

 しかしこれがスイッチとなったのか、ここから前半とはまるで違う展開となる。7回、名古屋は先頭の小喬がセンター前ヒットで出塁、さらに代走・黒坂が盗塁を決めて横浜同様のチャンスメイクを行うと、続く花音のレフト前ヒットで黒坂が二塁から一気に生還、あっという間に同点に追いつくと、その後ツーアウト二塁から桐下がシュートを右中間へ弾き返すタイムリーツーベースヒット。これで名古屋が逆転に成功する。
 ところがその裏、今度は横浜がワンアウト一塁の場面で1番・蓬莱。桜葉のソニックライジングを弾き返すと、打球は左中間真っ二つの長打コース。この当たりで一塁ランナーが一気に生還してすぐさま同点、打った蓬莱も三塁を陥れると、続く東雲のセンターフライでホームに生還。横浜が再びリードを奪い返す。

 だが名古屋も負けていない。8回、ワンアウトからマリアがファーストへの内野安打で出塁し、さらに盗塁を成功。お得意の機動力で同点のチャンスを作ると、わかちゃんがストレートをライトに弾き返すタイムリーヒット。この一打でまたも名古屋が同点に追いつくことに成功する。

 しかしこの熾烈な打ち合いに終止符を打ったのはホーム・横浜。同点直後の8回、この回から登板の小坂に対して5番・国崩。シュートを逆方向に弾き返すと、ボールは大きなアーチを描くとそのままスタンドに。値千金の勝ち越しソロアーチで三度リードを奪うと、最後は矢作がきっちり三人で締めてゲームセット。二転三転する試合を制した横浜が首位キープに成功した。

責任投手・本塁打

[勝] 秋 田 4勝
[S] 矢 作 1勝8S
[敗] 小 坂 1勝1敗
[本] 国 崩 3号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年07月05日 23:53